今年の夏は短いらしい。
それを知ってのことだろう
セミが刹那に鳴いている。

先月の中旬から久しぶりにサイパンへ行っていて
帰国した時にはいきなり夏になっていたので戸惑った。
出発日までは異常とも思える長雨で
駐輪場の日陰は、あり得ない状態、、
キノコがにょきにょきと群生していたというのに。。

季節の変わり目に立ち会えなかった。

その気持ちに名前は付けられない。
自分の殻にこもっていたヤドカリが
ようやく顔を出した時の
そんな気持ちには似ている気がするけれど。

梅雨から夏になったのだから
雨のち晴れ？でいいのだろうか？
ううん。夏の短さは知っている。
そして知っているからこそ
大切にしたいなぁと思う事がある。

殻にこもったヤドカリを呼ぶ。
ケガをするのを承知で、棘のある殻をノックしてくれる人。
殻にこもったヤドカリを待つ。
外の雰囲気を明るくし、ちょい遠巻きに見守っていてくれる人。
殻にこもったヤドカリの、
そのままを見つめてくれる人。
そんな友達が居る事は大きな幸せだ。
海の中を、日常を、よりいっそう輝かせてくれる宝物。
この大切なキラキラの輪のため私には何が出来るのだろう。
ほんの小さな事かもしれない。
とても小さな事かもしれないけれど。。
今は、ありったけの感謝を込めて伝えたい。
ありがとう！
忘れられないダイビングになったよ（＾_＾）
また、一緒の海に潜ろ！！