ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

昔の彼

唐突にこんなことを伺うのもなんですが。

まあ、とりあえず「初恋の人が今の最愛の旦那様よぉぉ♪」とおっしゃる幸せ者以外の方へ。ちょっと、昔付き合っていた人、あるいは付き合いはなかったけど好きだった人、そんな皆さんの過去の人について思い出してみてください。その人のこと、今でも好きですか?

どうも私の場合…

えっ? もちろん、昔付き合ってた人とか、一応いますよ。

それも何人か…。

時々、別れたあとも、うまく友達づきあいできてる人っていません?

あるいは、もう付き合いはないけど、「どうして私たち、別れちゃったのかしら?」ってしみじみ思い出に浸れる人。良い人だったのになあ、なんて。

私の場合、どうも、誰を思い出してみても

「どーして、あんなやつと付き合ってたんだろー!?!?」

って感じなんですよ。別にすごい喧嘩して別れたわけじゃなくても、その後の連絡は取りません。みんな、どこでどうしているのやら。

なんでかしらねぇ?

我ながら、よくわからないのですが、好みががらっと変わっちゃうんでしょうか。一体、私は、あの人のどこが好きだったのかしら!?

ちょっと例えが突飛だったかも知れませんが、自分の写真に対しても、なんとなく似たような気持ちの変化を感じることがあります。

撮った直後は「やったー! 良いのが撮れた♪」と喜び、これは何かの時に使おうと、ブログなどにも出さず、大切に取っておいた写真。時々思い出して見直す度に、だんだん「別に、そんなに良い写真でも無かったかなぁ」という気分になり、「今さらブログに載せるにも時期外れになっちゃったしなぁ。」と、そのままお蔵入りになってしまったりするのです。

そんな、お蔵入りになりそうな写真のひとつ。

こういう写真って、撮れた時は嬉しいんですけど。

ひれ全開で、口を開けてて。

でも、一眼デジカメが普及して、似たような写真、いえ、もっと素晴らしい写真をいろんな方のブログで見かけるようになりました。人の写真を見れば見るほど、自分の写真が「あぁ、ありきたりな写真かな」という気がしてきてしまうのです。

もしかしたら、私、今年は違う人を好きになるかも知れません。

あれ??

じゃなくて、写真の撮り方が変わるかも知れません。
どっちにしても、素敵な変化が訪れますように。


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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