ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

今年のパラオ

昨年の3月に下見ツアーと称して初めて遊びに行ったパラオ。今年は2月にツアーを組んで行ってまいりました。もーっ、これ以上ないでしょって思えるほどの、良いお天気。風もなく、またまた担当してくださったデイドリームの森さんも「どこへでもご案内しますよ!」と嬉しそう。

ただ、「今、マンタの捕食シーンが見られるんですよ!」と言われたのに、うちのゲストが誰も反応しなかった時には、ちょっと寂しそうでした。私は見たかったんだけどなあ。マンタなんて、今までのダイビング人生の中で、まだ1回しか見たことない。それもまだ経験本数が20本にも満たないとき。大きさに驚いて、あんぐり口を開けたらレギュレーターが外れました。

それはともかく、ツアー参加の皆さんは「流れてるのこわーい! ドリフトやだ〜! 写真撮るから動きたくなーい!!」という人ばっかり。ブルーコーナーやシアーズトンネルの大物・小物なんでもありのダイナミックなポイントにも大満足だったのですが、水深5mにも満たないマリンレイクが大好評でした。一日の中で、極端に雰囲気の異なるダイビングが楽しめるって言うのが、パラオのすいごいところですよね。

さらに今回、あまりの面白さに2回も潜ってしまったポイントが…!!

デイドリームご利用の皆さんなら、誰でも立ち寄る場所なのに、誰も潜らない…デイドリーム前の船着場です。船が出入りする時は危ないので、皆が帰り着いて片付けたりログ付けし始めた頃に、いそいそと身支度。私たちのことを、船底掃除の作業ダイバーか何かかと思った人もいたようです。しっかり4本目のファンダイビングなのよ〜!!

目的はずばり、こちら。

2回潜って、2回ともバッチリ見ることができました。

もちろん、他にも人気のマンジュウイシモチやコバンハゼの仲間がいっぱい。その枝サンゴにはヘコアユもいっぱい。

ブルースポットダムワーゼルという、肉眼でみてもギラギラ光ってる、宝石のようなスズメダイも見られます。

こんなに楽しいポイント、潜らなきゃ絶対損!と思うんですけど、エキジットしたら真っ暗でした。デイドリームの皆さん、遅くまで付き合ってくださって、どうもありがとうございました〜!!


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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