期間限定 スペシャルトーク 豪海倶楽部  

エビ・カニインサイドストーリーから続く海の事色々! 第30回


エイサーの季節が終わりました。今年は旧盆と新盆が重なり、お盆休みで来られた旅行者の方達もエイサーで楽しい思い出を作られたのではないしょうか!!エイサーとは盆踊りみたいなもので、沖縄では古く琉球の頃からある行事で、お盆に戻ってきた先祖の魂を供養するものです。島内では、儀間と言う部落が近すぎて、また、儀間の部落のエイサーが盛大に行われる為に部落外の人が集まらないので、ウークイの日(送りの日、お盆の最終日)に行う嘉手刈(カテカル)という部落もありますが、ほとんどはお盆の中日に催され、ここ久米島内でも各部落で行われています。


最後のカチャーシーの時には、こんなポーズも?!
(この写真はかみさんの裕子が撮りました)

初めは、神屋参りというその部落内で決まっている三軒ぐらいの民家を周り(中には、新築の家も周ったりする部落もある)、その家に建て付けられた仏壇(トートーメー)の前の庭先で踊るのです。その光景は、タイムスリップしたかのような錯覚に陥りそうになるほど、ゆったりとした時間で沖縄らしさが凝縮された光景です。一般的には、その後の公民館などの広場で催される大エイサーを見学される旅行者が多いのですが、中には通の旅行者もいて、神屋参りから見学している方々もいます。一見、なかなか入りづらい雰囲気もありますが、そこは南国熱い国!!踊っているエイサーの輪に入れと誘ってくれて、一緒に踊ったりする事も多々あります。


スタッフの福太郎も部落の青年部に入ってエイサーを続けています。これが、また、結構決まっていて、
自分の若かりし日にも撮ってもらいたかったと、ちょっと悔やんでしまいます?!

子供達のエイサーも盛んで、ついつい、のめり込んで写真を撮りまくってしまいます。あとで考えると、周囲からはかなり危ないオジさんに見えているのであろうと思います・・・・気をつけねば(泣)?!

ともあれ、そんな沖縄のスローライフな時間を皆さんも一度は体験してみては!! きっと、癒され、街に戻っても頑張れますよー!!

おっと、スローダイブも忘れずに!!


川本
川本 剛志

1965年4月3日生まれ
福岡県出身

ガイド会所属

久米島でダイビングサービスを営むかたわら、ライフワークである、冬に訪れるザトウクジラや各種の魚類、サンゴ、ウミウシ、甲殻類の生態を写真に収め続けている。多数の図鑑雑誌に写真を提供し、エビ・カニガイドブック2-沖縄・久米島の海から-等の著作を持つ。

沖縄・久米島

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川本氏へメールで申し込めば、代金先払い&送料着払いで送ってもらえるそうです。サインが欲しければこっちだね!(笑)
BY 編集部