ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

信号色

先日、ご当地ヒーロー!琉神マブヤーのTVを初めて見た。。。

確かに良く出来ており面白い!大人から子供まで、たった毎回15分の放送で大ブームを巻き起こした訳が判る気がする。特に内地から来た人間には、漫画で覚える沖縄方言講座!みたいな感じだ。。。

また時折織り込まれる伝統的要素も、子供達にスムーズに歴史を伝達するうえでとても素晴らしく思えた。

さておき僕の記憶の最深部にある、戦隊ヒーローは太陽戦隊サンバルカンだ。あまりにも深いとこの記憶なので、詳しく掘り起こすのも無理だから、ネットでちょいと調べたのですが、空(赤)・海(青)・陸(黄)の3大パワーで”きかいていこくブラックマグマ”と戦ってたらしい。。。

でも、やはり相当夢中になってたのだろう!!

赤・青・黄の組み合わせが鮮明に残っており、無意識のうちに『信号色』を求める体質になってる気がする。。。

サンバルカンさまさまであろうか・・・???

さておき、ヒオドシベラの幼魚である・・・別にやたらに珍しい魚ではないが、チャンスは少ないので貴重な撮影時間だ!

やや深めにいた個体なので減圧と勝負しながらギリギリまで様々な方法で押しまくってみたが、良しと思って帰ってきてチェックすると、結果『信号色』のできあがりになってるのに気づく・・・またヤツにやられた気がする。。。

アレルギー体質は0〜1歳までに動物と触れ合わせると少なくなるという報告がある、子供が生まれたら実践しようと思うが、記憶の最深部にサンバルカンは絶対やめておこうと思うのでした。

この夏に試験目的?(詳しく知らない・・・)で作られた島2台目の風車!キビ畑の中に一週間くらいで堂々と立ち上がり、ここ数ヶ月、あらゆる方向からの風を捕らえて電気を作り出してる。

マンタが本格的にシーズンインし三種の神器(マンタ、ハンマー、クジラへと)と呼んでる伝家の宝刀を抜く時期が足早にやってきそうだが、それとともに強くなる季節風が彼にも押し寄せ、僕らのテンションかのように回転数が多くなるのだろう!!ワクワクしますね。


堅田
堅田 純平
(カタタ ジュンペイ)

1976年10月16日生まれ
高知県須崎市出身

海山県に生まれながら、クラゲが嫌いで故郷を出るまで海と向き合ったことがなく上京先のコンクリートジャングルの中で、不順な動機から最初のひと雫に出会う。しかし、純粋に海に秘められた様々の可能性を手にしたくなり、覚悟を背負って26歳で久米島へ、ガイド業へ、苗字の印象はあまりにも堅いが、どんな海にも、そして人にも柔軟に接し、海を背景とした生命体のlocus&miracleを(辞書を引いて背伸びしてます)やさしく伝えていきたい願う。

沖縄・久米島

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