今月の一枚 豪海倶楽部  

ヒトスジギンポ

夏も終わりに近づいてきました。

なんか雨ばかりだったような気がするが、やけに蒸し暑い夏だったな。さて写真のヒトスジギンポ君、まだ若者で2,5cm程。海洋と生物という学術関係の人しかよまないだろう雑誌の表紙用に撮った。上の方に題名が入るスペースがある。光があふれる背景を生かして、手前にごく少ないストロボがかかっている。ポジではちと苦しい条件だが、デジタルカメラでは、ちょっと頭使うだけで実に簡単になった。地味だが、少し色合いが涼しげで、夏の終わりを飾るには良いかなと思って使ってみました。

先日、この子だれの子、サカナの子という子供の本ができて、写真を返しに来た編集者が次の企画は?というので、カエルウオかギンポという題でやりたいと言った。カエルウオって一般人にはカエル?ウオ?だろうし、ギンポ、、何?って感じで面白い。ヒトスジギンポで1冊作るつもりだ。(俺の野望)この可愛いキャラクターとはいえ、もつのだろうか?

ではなくて、無理矢理、強引にもたせるのである〜〜珍しくもない、海のかたすみに生きる、小さな生き物が主人公になるのは、珍しいでしょ。 子供の時に読んだ?路傍の石なんて本は、題名だけしか覚えてないが、確か、そこらの石じゃないか、、僕らは単なるそこらの石程度のものではないのか!なんていう深い悩みの話、、、だったような。

そこで、そこらの石で何が悪いと開き直るつもりである。ホントは大人の本も作りたいんだけど、、まだ、だまされる編集者が現れない。相手は生活かかってるからね〜


Yusuke
吉野 雄輔

水中写真家


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Blue Journey─南の島へ

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この子なんの子?魚の子


ぜんぜん出ないけど進行中の幼魚大図鑑のストリー版です〜〜

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