南国通信 楽園からのらくがき 豪海倶楽部  

カスミアジ

ペリリューと言えばロウニンアジの群れ、と言うのが一般的なイメージですが実はカスミアジも群れるんです。群れている個体のサイズは30cm〜40cm。そのサイズなだけに好奇心が強いものの、警戒心も強いので普通にアプローチするとまず遠めで群れを見ておしまいという結果に終わるのでいろいろと技を打ってそこら中のカスミアジを目の前までかき集めます。使う道具はペットボトルとミニハンマーヘッドとシグナルフロート。

これを魚の群れの動き、自分と魚の位置関係、流れの強弱などによって使い分け、その際の音の大きさや鳴らす間隔なども調整しながら一番彼らのツボにハマる技を探し出すわけ。

魚を見せているという感覚よりも釣っているという感覚が表現としてはピッタリですね。しばらく寄せ続けていると次第にスレてくるのでそうしたらしばらく間を置いてまた技を使うと元のように寄ってくるんです。この魚のコントロールの仕方はすべて釣りからの応用ですよ。まあ、魚からしてみればいい迷惑ですね。でもペリリューという決して易しい海ではないこの場所でいかにこちら側に余裕を持たせていい条件で魚を見せるかということは安全とガイドクオリティーの両立のために常に頭の中に入れておかなければいけないこと。その結果として今のスタイルになっていったわけなんです。

って、こういう説明だともっともらしいけどここまで技の使い方にのめりこんでいるって事は単純に僕が好きなだけなんですよね、きっと。


遠藤
遠藤 学

1973年生まれの東京人

学生時代に所属していたダイビング部のOBである現オーナーにサラリーマン時代の1/8の年俸でヘッドハンティングされ、パラオに移り住んで早9年目。

七色の技を繰り出す怪しいガイドで独自の地位を築くも、年々ハードルが高くなるお客様のリクエストに応えるため日々技の開発にいそしんでいる。

次の目標はバショウカジキ。うまく魚が技に反応すると「来た〜」と、言うより「食ったぁ〜」と叫んでしまう釣りバカでもある。

ミクロネシア・パラオ

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