
ヒバマタ目ホンダワラ科ヒジキ
| ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ | 豪海倶楽部 |
| 海藻 この時期の伊豆の海は、海藻に覆われ生命の息吹を感じる、海藻好きにはたまらない時期となります。 そんな海藻ですが興味のない方々には厄介者、邪魔者扱いされてしまうという悲しい現実が待ち受けております。「海藻邪魔で探せないよ!」「海藻邪魔で撮れねぇよ!邪魔だからちぎっちゃったよ!」「見てると気持ち悪くなっちゃう〜!」などなど可哀想過ぎる待遇、そこで今月は海藻好きの私が海藻の名誉回復のために立ち上がりたい!と思います。 たしかに縁の下の力持ちとでもいいましょうか、生物の隠れ家、脇役として見られがちですが、その世界の奥深さは凄いものがあります。日本人の食文化とも深く携わる海藻は簡単に分類すると緑藻・褐藻・紅藻の3種類に分けられます。代表的な物で言うと緑藻ではアオサ類、褐藻ではワカメやコンブ類そしてヒジキ、紅藻では寒天の原料となるマクサ類、味噌汁に入れると美味なフノリ、高級海藻サラダに使用されるトサカノリといったところでしょうか。 海藻に全く興味のなかった方でも食べれる!食べることにつなげると結構喜ばれますし、食材として見ていたものが実際に海の中に生えている姿をみると「これが天然のワカメ?メカブってここか〜!」「これがトコロテンに!?」といった新鮮な驚きを得ることが出来ます。(トコロテンを漢字で書くと心太って書くの知ってました?)みなさんは海の中でヒジキってわかります?黒いイメージが強くないですか? ![]() ヒバマタ目ホンダワラ科ヒジキ 実はこんなに美しい海藻なんですよ! 取れたてをさっと湯通しすると鮮やかな緑色に、そして美味い! 海洋公園で一面を覆っているアントクメも実は美味、若いものをさっと湯通しして細かく叩くと、めかぶとろろ顔負けの糸引くとろみが、これがまた美味い! おっと食べることばかりになってきたので方向を変えましょう。海藻の歴史は人類の歴史と同じぐらいとまだまだ若く、さらなる進化・発展を遂げている最中、しかも私達ダイバーの潜る深度は海藻の世界では大深度となりまだまだ未開の地、新たなる大発見が期待できるかもしれません。以前から気になっていた、海洋公園クエ穴下に生えている可愛く綺麗な海藻も調べてみたらまだ和名のない海藻であることが解りました。 ![]() マサゴシバリ目エツキマダラ属の1種Fauchea 写真写りもいい、なんともいえない発色を示す海藻、みなさんもちょっと視点を変えて見てみると改めて海の奥深さを感じることができますよ。 |
![]() 佐藤 修 伊豆半島・伊豆海洋公園 フォーシーズンダイバーズ 〒413-0231 静岡県伊東市富戸393-1 Tel/Fax:0557-51-6055 www.izu-4seasons.com info@izu-4seasons.com |