ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

大喰い

去年の暮れから年明けまで、川奈ビーチはカエルアンコウフィーバーでした。内湾で、砂地・ゴロタ・根というバリエーションで形成されているので、毎年常連のカエルアンコウ・イロカエルアンコウ・ベニカエルアンコウに今年はオオモンカエルアンコウと、クマドリカエルアンコウも登場!

特に、川奈初登場のクマドリには大感動!!

1ダイブで5種のカエルアンコウウォッチングなんてのも面白かったですよ〜。

なんでこの年はそんなに多かったのだろうか?

例年との違いは、水温17度前後の期間が長く続きその水温に適した小魚達がものすごい数繁殖した。結果、ビーチは、魚だらけ!!

カエルアンコウたちからしてみたら餌だらけなのであろう。いつもならダイバーの目も欺くぐらい上手く擬態しているのにこんなに喰うもんあったら、お構いなし状態でした。(笑)

ちなみに一番長く居たオオモンは4ヶ月で5センチは大きくなりましたよ。

そういえば、人間界もジャイアント○田さんやギャル○根ちゃんなど、大喰いブームでしたね。アハハッ。

そんなわけで、初撮影となったクマドリカエルアンコウ。名前の由来にもなる、歌舞伎のくまどり化粧?の顔をシックに決めてみました。

♪ポンポンポンポン!ヨ〜〜、カッ!!


八木
八木 克憲

1970年3月生まれ
川奈在住
ガイド会在籍

むか〜し昔のことじゃった。岐阜の山奥に一人の若者がおったとさ。小さい頃は山や川で朝から晩まで駆けずりまわりよった。その若者は、都会さあこがれ名古屋へ出稼ぎに行き公務員になったとさ。何不自由なく暮らしていた中、どこで頭を打ったのか?若気の至りというものか?公務員をきっぱり辞めダイビングの世界さ飛び込んじまった。サイパンに渡りMOCダイブセンターヒロの元、丁稚奉公をしたとさ。帰国後、縁あって川奈という海に出会い、腰を据え一生そこで潜り続けるのじゃそうだ。自然と戯れるのがそれはそれは楽しいのだそうじゃ。あ〜めでたしめでたし!

伊豆半島・川奈
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