ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

第五話 ガイド比較論(後編)

え”っ!?もぉ終わりなの...。

書いていて、キリが無い話題だということに気が付きました。(笑)

次のテーマに行けなくなっちゃうので、とっておきの比較をします。僕とガルーダ五十嵐です。当然のことながら「泥域」を座標軸にしたものです。もちろん、一緒に潜っているからこそ比較ができるのですが、残念ながら僕はガルーダのホームで一緒に潜った事がありません。あるのは、マクタンと三保のみです。なので、バランスを欠いた比較になりますが、それはそれで偏見に満ちた話題が提供できると思います。

さて、このガルーダなる自分を「神」と呼ぶ男...見た目からして只モンぢゃありません。どことなくパチモンのようにも見えますが、メチャメチャ性根が据わってる。全知全能全霊全開で、いろいろな結果を自分の思い通りにコントロールする、まさに「神」の名を語るに相応しい人物なのであった。

もちろん、最初は...そんなこたぁ〜全然思わなんだ。パンクと魚が好きなモヒカンのにぃ〜ちゃんだと思ってたモンね。(笑)

今でこそ、ほとんどメールのやりとりは、しなくなりましたが、生物に関するメールによる往復書簡の多さは群を抜いて多く、泥系生物の観察、考察は、本一冊書けるくらいの膨大な量にのぼるのです。

何をそんなに熱く語り合っていたかと言えば...よく憶えていません。ハゼやアカタチ(バンドフィッシュ)を中心とした泥系の生物だったことは間違いありません。唯一記憶に残っているのは、イエローバンドフィッシュ(黄色いアカタチ)のことで、この考察は、ちょっとした学術論文を凌ぐ内容だったと思います。今までの報告例から、観察の場所、底質、時期、大きさ、何故それがイエローで、何故これはイエローでないのか?黄色化の可能性とその理由などなど、もしかして俺っち学者かも?っていうくらいに盛り上がっていたと思います。まぁ、単に楽者レベルなんですけど...(笑)

実際に会うまでに、こんなやり取りがあったので、初めて遭遇してもそんな気がしないで、普通に会話をしていたと...。

で、この趣向性からすると、ガイドのスタイルは、1種徹底研究的な、コアな種を追い込んでゆくようなラディカルなもののように思えますが、いたってウヘらウヘらした緊迫感のないものです。もちろん、Mっ気のあるゲストには、難易度の高い被写体を提示し、お客様のニーズに応じる姿勢は忘れません!(爆)

視界不良で生物を捜す眼力と微細な潮流を読み取り、濁りをコントロールする技術は、世界で5本の指に入るほどです。(2009年11月当社調べてないです)

泥と言う、人間にとって最も厄介で生物にとっては、とってもパラダイスな環境と、一番近しいガイドのではないかと最近思っています。(よぉは、変わり者同士ってことだね)


鉄
鉄 多加志

1965年生まれ
清水出身

生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。

通称「視界不良の魔術師」
静岡・三保

ダイバーズ・プロ
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Tel:0543-34-0988

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