ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

第五話 ガイド比較論(前編)

高学歴ガイドやインストラクターの台頭は、昭和30年代後半組から徐々にその頭角を現わし始め、こう言っては何ですが当時は、そんなに良い大学を出ていて、ある意味で男芸者のような蓮っ葉な職業にナンで就くのか?と疑問に思ったほどです。

その理由は、少なくとも僕がこのガイドと言う職を認識した時に、尊敬できるガイドさんやイントラさんも勿論いましたが、その数倍以上にのぼる、この職業を貶めているで、あろう情けない事をしている人たちも居たからです。もちろん、やっている当の本人は、立派なサービスだと思ってやっていたそうなので、それを咎めても仕方がないので、否定する気にもなりませんでした。まぁそんな時代もあったんですよ。(苦笑)

で、まぁかれこれ20年ほど前から、ガイドの個性というか、出る杭ガイドが台頭し始めました。それこそ、当時は「杭」のレベルだったと思います。お前ごときに「杭」と呼ばれたくないって言われちゃいますが、この杭になったガイド諸先輩がいたからこそ、今の自分たちの世代があるのだと思っています。誰が突出していたか?って話しになると、漏れて不快な思いをする方もいて、後々悔いが残りますので止めておきますね。

で、ここで比較するのは先輩ではなく、僕らの世代(第二期ガイド)以降のガイドをピックアップしてイヂりたいと思います。イヂられたくない人は、早めにメール下さい。もう書いちゃった人は諦めて下さい。(笑)豪海倶楽部には、沢山の友達もいて、イヂり甲斐がありそうですし、ガイド会なんかはもぉイヂり倒したい面々の宝庫ですモンね?基本は、面識があって、できれば一緒に潜ったことのある人を中心に比較させていただきます。乞う!ご期待!!

画像は、最近徐々に顔なじみのゲストがおいでになると使っているインスピレーションCCRです。

体に優しいことと、泡が出ないので、生物に対するストレスと上向きの写真を撮る時に有効です。(クラゲなどの浮遊系にも効力を発揮します)

自分がこの仕事を始めたときに、まさかCCRを使ってガイドをするなんて考えもしませんでした。(笑)


鉄
鉄 多加志

1965年生まれ
清水出身

生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。

通称「視界不良の魔術師」
静岡・三保

ダイバーズ・プロ
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Tel:0543-34-0988

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