八ック謎ナゾ生命体 豪海倶楽部  

昭和枯れススキ

こんな歌、もう知っている人は少ないでしょうね。この原稿を書いている最中に、横で親方が「俺!知ってるよ!!」と唄いだしてしまいました。うるさいです。。。

私は知っていますが、まだ生まれてなかったし…と思って調べたら、とっくに生まれた後でした。昭和49年。同じ年に流行った「襟裳岬」はしっかり印象に残っているんですけどねぇ。

この年には、いろんなことがあったんですよ。

「昭和枯れススキ」の歌は知らなくても、映画では「エクソシスト」や「エマニエル夫人」が流行ったとか、スポーツ界では長島茂雄さんが引退したとか、テレビで「寺内貫太郎一家」を放映していた、というのは記憶に残っているんじゃないでしょうか?

まあ、そんなことは横に置いておいて、このススキ、実は何種類もあるってご存知かしら? 八丈には、それはそれはたくさんのススキが生えています。海岸沿いにはもちろん、山の道沿い、ちょっとした空き地にぼぉぼぉと生えています。でも、このススキ、ただの「ススキ」ではなく、「ハチジョウススキ」という名前なんだそうです。別に八丈島にしか生えていないわけではなく、特に八丈で多く見られることからその名が付けられているのだとか。「ススキ」との違いは、背丈や葉の質感などにあるようですが、私にはよくわかりません。

ただ、潮風に強いことは確かです。

八丈では落葉樹がなく、常緑樹ばかりなので秋になっても紅葉が見られません。山は秋になっても冬になっても、緑色のまま。秋の夕日に映えるモミジではなく、八丈ススキが夕日に照らされて黄金色に輝き、ザワザワと風になびく様子に、秋と、その後にくる趣の無い冬の訪れを感じるのです。

冬になると観光客は激減し、繁忙期だけ働きに来ていた人たちも去っていきます。高校卒業を目前にして、内地に就職や進学を控えている人たちも島を後にします。

人が減った島で、ここぞとばかりに生い茂る八丈ススキ。うっかりしていると、住処を侵略されてしまいます。

ススキに負けた…ってことに、なりませんように。。。


水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島

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