漁師町のあれこれ 豪海倶楽部  

第7回 早起きは三文の徳

僕っちの携帯電話は、早朝5時くらいに鳴ることがある。目覚ましアラームにセットしているわけではないのですが、、、その時間の電話はほとんどがドスの聞いた声から始まる。「オイッ!いつまで寝てぇんだよ〜〜!・・・」僕っちの眼はいっぺんで覚めることに間違いはない。「今日も面白いのが入ってるぜぇ〜〜・・・・」

僕っちは、いつものセット(カメラ・図鑑・メジャー)を持って、港へ車を走らす。もちろん、顔も洗わず髪もボサボサのまま。

港に到着すると一仕事終えた雰囲気の漁師さんに挨拶しながらも目的地に向かうと、そこには見慣れない魚がコンクリートの上に寝かせてあった。

今回のお宝は、「サケガシラ」という水深200mくらいに生息する魚でありました。

川奈では定置網漁も行われており、そこに入る摩訶不思議な魚たちを漁師さんがとっておいてくれるのです。な〜んてやさしいんだろ〜と思いながらも、とっておいてくれるのは食べられないものばかりなんですけどね、、、(笑)食べられないにしても、僕っちにとってはとても美味しいネタなんだな〜これが。過去にはジンベイザメの幼魚も入ったことのある定置網について話を聞いていると、なんでも沖の定置網のさらに沖に、川奈海溝と呼ばれている1,000mくらいまで落ち込んだ溝があるそうです。海溝って言ってはいますが、、一般的には6,000mより深いのを海溝。浅いのをトラフと呼ぶのからすると、川奈トラフというのが正解? 僕的にはこっちの方がかっこよく聞こえますが、、海溝と呼ぶのは漁師さんの見栄か意地なのか、、(笑)

そんな深場の生物が運よくか?悪くか?打ちあがってくるんです。さー、今年は何があがるのか楽しみです! 男からのモーニングコールを待ちわびてるのは、、あら?ヤバイ。


八木丸
川奈港八木丸

ニワトリの鳴き声で眼を覚ましカラスが鳴いたら帰宅する、Mr.自然児!幼少時代に山と川を征し?残すは海だ!と意気込んだものの、とてつもなく奥が深いことに気づき、一生海を見続けようと決断。

東伊豆川奈で海と自然と酒におぼれる日々を過ごす。

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