ガイドのつぶやき 海辺のエッセイ 豪海倶楽部  

島ルール

今年は良い天気が続いています。
この原稿書いている今日は23度。Tシャツ姿で書いてます。

去年は日照り不足で2月は3日しか太陽が出なかった為、桜が咲かなかったり、冬の定番「イノシシ猟」が不猟だった。海ではモズクが生えてこなくてこれまた不漁。

今年は水陸共に忙しいくて良い事だけど、オフの時期である小生へあちらこちらから色んなオファーがやってくる。

「イノシシ猟へ行くから早く来い!」
「タコ・モズク取行くから着替えて来い!」

人の予定など気にしない強引なオファーは当たり前の島ルール。内地じゃ考えられんよなぁ〜といつも思う。しかし、海の漁は普段小生が潜らない場所だから新鮮だし発見も多い。現に今使っているダイビングポイントの中で漁の時に見つけた場所もあるのだからポイント調査と思えば一石二鳥なのである。

写真の場所は自分で見つけたサンゴエリアなのだが浅瀬はタコも多い。

「タコどこにいるかぁ〜」

とよく訪ねられるがここはまだ教えていない。

理由はサンゴ折られたらやだから。だけどいつも世話になってるし・・でも折られたくないし、いつ教えようか・・・まぁ教えなくてもいいか。

この時期、小生には些細だけど大したことのない葛藤が多い時期でもある。


佐々木
佐々木 要

1970年4月9日生まれ
横浜市出身

ガイド会所属

自然が残る島を求めて西表島に移住。西表の魚達にどっぷりはまっている毎日を過ごしている。
ダイビングは小物、大物、地形、サンゴとマルチでとにかくゲストが喜んでくれる事が大好き。

趣味は釣り。
昨年から本格的に始めた「カツオ釣り」の仕掛けは貝を削って作ったお手製で遠出した帰りは鳥山探しに神経を集中させる。

数少ない自慢は60億円男「松坂大輔」を後輩に持つ事。

沖縄・西表島

ダイブラティーク

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