南国通信 楽園からのらくがき 豪海倶楽部  

タオ島ならではの・・・

ゴールデンウィークにあわせて、カオラックからタオ島へ引越ししてきた。タオ島のゴールデンウィークはジンベエが良く出る実績があるので、ある程度の覚悟はしていたけれど、それにしても2009年のゴールデンウィークはスゴかった!

どのくらい出たのかを、野球の打率のように算出(出た日数÷全ての日数)すると、全てのショップを合わせた島全体のスコアは・・・

   12日 ÷ 14日 = 8割5分7厘!

そのうち、我がビッグブルーの打率は・・・

   9日 ÷ 14日 = 6割4分3厘!

これ、全てスクーバダイビング中のジンベエ遭遇だからスゴイ!

タオ島ならではの"根に居つくジンベエ"なので、同じ場所をグルグル廻ってくれ、平均して20分以上もずっと一緒に泳ぐことができる。ゲストもかなり余裕を持って見れるだけでなく、写真も撮りまくれる。最初は慌てながら撮っていた人も、何度も遭遇しているうちに余裕が出てきて、どう撮るか?ということにこだわりながら撮っていたほど。毎年恒例でやっている『ジンベエ・フォトコンテスト』も、今年はレベルが高くなりそうで、今から楽しみだ。

ジンベエだけじゃなく、他にもタオ島ならではの見所はいっぱいある。

上の写真は、ツキチョウチョウウオ。レアものとされる種だが、タオ島ではこの通りたくさんいる。通常はペアで行動するが、繁殖や摂餌の目的で多いときには100匹くらいで群れることがある。珍しいだけじゃなく、鮮やかな体色が海のブルーによく映えてとても美しい光景だ。

偏った生態系が育まれている一風変わったタオ島の海。来月もまた、この海ならではの話が書けるように、いっぱい潜って、いろいろ撮っておこう・・・


大村
大村 健
(おおむら・たけし)

1973年、京都生まれ

18歳で大学のクラブでダイビングを始め、その後、バックパックを背負って海を潜り歩く旅を経て、20歳の頃に秘境・タオ島に出会う。以後、徐々に発展してきた島とともにダイビングにのめり込んで今に至る。現在、タイの2つの海を舞台に、海のポテンシャルをフルに引き出すべく精力的に潜り倒す日々を送っている。

タイ・タオ島 カオラック

Big Blue Diving

タオ島店
17/18 Moo 1, Koh Tao,
Suratthani 84280, Thailand
Phone : 66-77-456 179
Fax : 66-77-456 772

カオラック店
4/53 Moo 7, Khuk Khak Takua Pa,
Phang-Nga 82190, Thailand
Phone&Fax : 66-76-485 544

www.bigbluediving.jp
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