期間限定 スペシャルトーク 豪海倶楽部  

エビカニガイドブックインサイドストーリー 第10回

皆さん、こんにちは、ついこの間、夏が来たと思ったら、早いもので、もう、秋ですね〜!?こんな、悠長な事を言ってる僕の心内を思いっきり贔屓目に想像すれば、「こんな人だから原稿遅れるのも頷けるなあ(笑)!?」っと、優しい気持ちになれると思います(爆)。実はもうすぐ海に出なきゃならないところなんですが、大番頭のアツオさんに急かされて、慌てて書いてます。

以下会話
アツオ:今まで、時間を見つけてきちんと書いていない剛志さんが悪い!
さあ、書いて!書いて!!
川 本:だって、今まで気分が乗らなかっただもの・・・・!
アツオ:はい、言い訳はなし〜、有名作家でもなんでもないんだから、
四の五の言わずに、さっさと書く〜!!
川 本:・・・・・・・(泣)。

と言う具合にです(今、実際に交わされた会話)。

さて、今回は学名「Periclimenes」という、和名にすると「ホンカクレエビ属」の仲間の分類について少し。この「ペリクリメネス」に分類されている仲間には色んな種類がいます。これをよく調べてみると、言い方に語弊がありますが、敢えて言うのなら「パソコンでいうとこのゴミ箱」みたいな存在で、素人目から見ると、「とりあえず、条件が当てはまればそこに入れておけ〜!?」っという具合なのです(実際に、学者さんがやられてるのはそんな乱雑なものではありませんが!)。プロポーションの違いなど、パッと見全然違うのですが、詳細はエビ・カニガイドブックの共著の海の博物館の奥野先生に以前確認した事があり、以下に並べてみます。

ホンカクレエビ属は、以下の形態的特徴によって定義されています。

  • すべての顎脚に外肢がある。
  • 大顎に触髭を欠く。
  • 額角はよく発達し、背縁には必ず歯がある。
  • 第4胸節腹面に突起を欠く。
  • 頭胸甲に不動の肝棘をもつ。
  • 触角鱗はよく発達する。

ガイドブックの出版時にはホンカクレエビ属(ペリクリメネス)だったものも、最近の見解では、ホンカクレエビ属はもっと細分化されるべきだとの意見が多く、例えばテンボウカクレエビは別の属に移動になりましたし、シオダマリ・オシャレ・テナガカクレ etc.などのテナガカクレエビ種群には新たな属名が提唱され、今は別属扱いです。他にも奥野先生が研究中のものもあり、これからはもっと細分化されそうです。実際、僕等にとってもその方が判り易いから助かりますし!?

生物の観察中、そんな仲間達を比較対照するのもまた楽しいですよ・・・・しまった!またオタクになってしまった(笑)。写真はホンカクレエビ属の仲間達です。色んな子がいるでしょ!?


ウミウシカクレエビ

ウミシダヤドリエビ

カゲロウカクレエビ

ホンカクレエビ属の1種

川本
川本 剛志

1965年4月3日生まれ
福岡県出身

久米島でダイビングサービスを営むかたわら、ライフワークである、冬に訪れるザトウクジラや各種の魚類、サンゴ、ウミウシ、甲殻類の生態を写真に収め続けている。多数の図鑑雑誌に写真を提供し、エビ・カニガイドブック2-沖縄・久米島の海から-等の著作を持つ。

沖縄・久米島

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BY 編集部