南国通信 楽園からのらくがき 豪海倶楽部  

所変われば・・・

只今来日中である。

オレは当然(!?)日本人なのではあるが、フィリピン・セブ島を本拠地にして活動しているため、あえて「来日」と言う表現を用いている。それに「来日」の方が“外タレ”っぽくてカッコイイし・・・。

なので東京や大阪で気心の知れたゲストたちと酒を酌み交わす場合「東京公演」または「大阪公演」と題し、日本各地で毎晩の如くヘベレケ三昧!?まさに“大物アーティスト”ぶりを如何なく発揮するのであった。。。

そんな生活をもう十数年続けているのだが、毎回の如く来日の度に感じるのが「所変われば・・・」である。例えばスーパーのレジ係のスピードに感動し、バスや電車の中での静けさにたじろぎ、ビジネス・ホテルの多機能部屋ぶりに驚嘆し・・・などなど。しかし嬉しい事ばかりでもない、交通費の高さに懐はゲキ痩し、室内外の温度差に体温調節機能はシステム・ダウンし、柔らかい納豆のCMを見て「納豆を硬いと思う人が多かった」という事実を知る・・・。

そんな色々な文化の違いを楽しみ、驚き、苦しみ(!?)しながらも、毎回最低5kg以上のお土産を腹回りに携えて帰国するのだ。お土産?そう、脂肪という名のお土産を・・・(ちなみに“帰国”とは“セブへ帰る”と言う意味)。

さて、そのお土産の内容とは、ほぼ100%日本酒である。リロアンにいる時は南国という気候の関係上ウィスキーや焼酎などの“蒸留酒”を楽しんでいるのだが、今回のような時期での来日の場合には“日本酒”を楽しみたくなってしまうのである。“日本酒”というものは「寒さ」と非常によくマッチする。で、寒い夜に一杯ひっかけていると、今度は何か美味しいものが欲しくなる、さらには、寒い時期こそ日本酒にマッチした食べ物が盛り沢山!!!その上で連日連夜の“大物アーティスト”風ヘベレケ具合とあいまって、5kg以上のお土産を携えることとなる訳だ。

とりあえず今回の帰国時にも大量のお土産を腹回りに隠して帰る予定ではある。

さて、んじゃ今月の画像との関係は???コチラはチョウチョウウオの仲間、さて何でしょう?

正解は「テングチョウチョウウオ」でした。

実はこのチョウチョウウオ、日本では殆ど眼にする機会のないタイプの仲間。しかし、リロアン周辺地域ではかなり普通に見られる。いわば「リロアン周辺地域を代表するチョウチョウウオの仲間」であると言える。ま、つまり、そういう事。。。

何を言わんとしているかは解るよねっ!?

そんじゃ、やっぱ、コイツを日本に連れて行って2週間もすると腹回りにお土産が・・・!?

こんなこと考えながら魚と付き合ってるのってオレだけ?
と言うことでまた来月。


五十嵐
五十嵐“Garuda”一規

1968年11月29日生まれ
横浜市出身
射手座 申年 RH+O型

バンドマン、大道具、そしてダイバーへと転身した変わり種。昆虫・プロレス・甘い物が大好きな現役ハードコア・パンクスだが、バーボン片手にロックを聞きながら毎夜繰り広げられる魚談義はいたってマジメとの噂・・・。秘密結社「赤い魚団」代表。

フィリピン・セブ島 リロアン

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