今月の一枚 豪海倶楽部  

潜水艇から

沖縄 本部ファイブオーシャンのガイドのトモ君を潜水艇から撮影した写真である。

手に持ってるのは、イノンのハウジングセットにストレートビュー・フアインダー付き。ライトもストロボもイノン製。回し者の僕である。テストリポートはおいおい、物欲図鑑に書こうと思う。

今月の原稿も忘れていて、サイト制作の神崎さんに大目玉をくらった!そういえば先月もだ! 歳のせいだろうか?

いやいや、実は我が家はカメラの大変化中で、すべてが更新されている途中。政権も変わった、Yes We Can! チェンジの時代なのだ! ストロボの実験だとか、ハウジングの小・自己改造というか工夫だとか、今日1日部屋に籠もり、夢中でやっていて、忘れたのだ! と言い訳しておこう。

さて写真は歳のせいか?潜るのも面倒になってきたので、キャンピングカーの次に買った潜水艇から撮影したもの・・・のわけはない。そんな金あるかいな。

トモ君が持ってるのは僕のカメラで、僕が使ってるのが彼のカメラだ。

ま〜いわゆる魚眼レンズ風である。トモ君は人のカメラを借りて撮影しようとした。ワイドレンズを一緒に借りた。レンズ保護のフードは、筒とキャップが付いていたのだが、キャップだけ外した。

そういえば大抵のレンズはキャップだけ外すもんな〜。覗かないで水中に持ち込むと、対角線魚眼という広ーい範囲の写るレンズで、筒も外さないと、けられてこういう絵になってしまうわけだ。キャップに水面からの光があたり、潜水艇の窓みたいだな〜と盛り上がったけど。

彼が撮影しないので、なぜ?って聞いたらカメラを渡されたので、覗いてみたらこの世界である。おもしろいので撮影。魚眼レンズが高くて買えないからではない。ま〜庶民魚眼レンズとでも呼んでくれ。そういえばワイドがなくて、撮れないと諦めた、オオモンカエルアンコウをこの後に撮影した。魚眼で・・・ネバーギブアップ。いいかげんか、いい加減か・・・。

こういう写真にもなるとこが、デジタルっていいですね。こんなにしたってデカデータの1眼レフなら、十分印刷だって、プリントだってできるだけのデータ量があるのだ。チビカメラよりすごいぞ〜写真は銭だ=なんてね。

撮影データは、中国風に呼べば、28mm的対角線魚眼レンズ。画角は狭いが、水面などへの遠近感、人の立体感はさすが魚眼レンズである。そういえば、昔6×7という、大きなフィルムで撮影したら、なんとなく写真が甘くて、ハサミでフィルムを35mmの大きさに切ったら、ないす=な写真になり、これは売ってるレンズの遠近感や雰囲気と違って、いいなと思い、どっかの本で使ったことがあった。

ところで来年のカレンダー、山と渓谷社より出ました〜〜買ってね!


Yusuke
吉野 雄輔

水中写真家


出版のご案内


この度、山と溪谷社より『山溪ハンディ図鑑 日本の海水魚』を出版しました。
Blue Journey─南の島へ

だいじょうぶ
あしたはよくなる
いい日がやってくる!

あなたを元気にする
30のメッセージ

For your happy・・・
リラクゼーション・フォトブック

たくさんのふしぎ
この子なんの子?魚の子


ぜんぜん出ないけど進行中の幼魚大図鑑のストリー版です〜〜

吉野雄輔フォトオフィス:
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