小笠原の南島に上陸すると、浜に孵化したばかりのアオウミガメの赤ちゃん達がいた。

大変なラッキーである。みんなで大喜びして、さてどこの穴からでてきたのだろうとあたりを探索すると、かなり島の奥である。探索中にだいぶ前に孵化して、その後海に向かうのだが、南島には雨水でできた小さな池みたいのがあり、それを誤解して、たいした餌のない池で死んでしまうものや、普通の浜とちがって、海までが子亀にとって、少し迷路のようになっていて、迷って乾燥し、死んでしまったものも多くいた。

こういうのは、鳥やカニのえさになるのだが、僕は亀とはずいぶんつきあっていて、やっぱ亀の味方をしてしまうのである。池から救い出し、海まで運んでしまった。その時に一緒に泳いで撮影した写真です。海はこわいぞ〜がんばれよ〜なんて思いながら撮るのだが、俺らも、まったく同じ立場である。おおきなお世話かもしれない、、