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9月以降、台風ばかり。

10月も連休はなんとか乗り越えたものの、それ以外の週末毎に台風に翻弄されています。

そして最後の最後、台風22号のおかげでダイビングのできない月末を迎えています。

前回の台風21号、八丈島のずいぶん北側を通過したものの、海も陸もあちこちで被害が出ていました。

きっと九州や本州の被害の方が大きすぎてニュースになるほどではなかったのでしょうが、家や倉庫の屋根の一部が飛んでしまったり、海岸付近の休憩所が崩壊したり。レグルスの筋向いに20年以上前から建っていた小さなバーは、建物の一部がすっ飛んで店が大きな刃物で切り取られてしまったようになっていました。

台風や突風などで被害が出る度に思うのは、被害に遭う家と、そうでない家の違いです。

みんなが一番安全だと思っているのは、鉄筋コンクリートの建物。よく台風に直撃される割には、沖縄などと比べると八丈島は、まだまだ木造の家の方が多いです。

でもお金があったら鉄筋コンクリートにした方が良いに決まってる、というのが不動産屋さんの口癖。

もちろん古い家の方が飛ばされやすそうに見えるし、実際、よく壊れています。

そして立地。

私たちの目には見えない「風の通り道」があって、その道沿いに建っていると被害に遭いやすいようです。

私はてっきり海沿いの方が危ないと思っていたのですが、必ずしもそうではないようで、島の中心地は少し高台になっているせいで、かえって風が当たりやすいということもあるのだそうです。

でも、一番大事なのは「運」? それとも「風水」とか?

レグルスの筋向いに小さな古い家が建っています。おじいさんが1人で暮らしています。台風が来るからと言って特別に準備するわけではなく、ただ雨戸を閉めるだけ。

突風でレグルスのテラスがぶっ飛んでも、お向かいの高さ5m以上のタコノキが根こそぎ引っこ抜かれても、隣の家の庭に置いてあったコンテナが横倒しになっても、その家はいつも無傷。

ものすごい土砂降りの日に玄関が開けっ放しになっていても、庭に桶や自転車が出しっぱなしになっていても、なぜかその家だけは何も起きていなかったような状態なのです。

どうしてレグルスの敷地内が倒木や枯れ葉や、どこからか飛んできたゴミに埋もれていても、その家だけいつも通りなの?

風が避けて通っているのかしら?と思わずにはいられません。

一方、海の中。

台風通過後に潜って感じるのは、時化に強いサカナと、そうでないサカナたち。

いつもはどっちも多いミギマキとタカノハダイ。台風後は、いつもタカノハダイの方が多く感じます。

水底の砂や石や、大きな岩も全部ひっくり返されるので、そいういったものの下で暮らしているキンチャクガニやクモヒトデや貝などは全滅します。

でも岩の側面に張り付いているヘビギンポの仲間たちは、意外と生き残っています。普段から根の隙間で寝る習性のあるキホシスズメダイやキンギョハナダイたちも元気でした。

さて、台風前から通っていたセダカギンポやサクラコシオリエビは残っているかしら? と見に行ったところ…サクラコシオリエビは、住んでいたミズカメカイメンごと飛んで消失していました。他のミズカメカイメンは残っているのに。

セダカギンポは1匹は元気に残っていたのですが、他の1匹はサンゴごと無くなっていました。

どうも海の中の生き物も、生き残れるかどうかは「運」や住処の「風水」などが関係しているようです(?)。

生き残ったセダカギンポ
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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

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