冬の生態観察

大抵の生き物たちは水温が上がると活発に動き数多くの生き物の生態行動が見られると思いますが、逆に真冬になると活発的に動き出し生態行動を行う生き物達もいます。

今回はそんな2月に見られた生き物たちの生態行動を皆さん、お伝えしたいと思います。

去年は私自身があまり見てなかったのか、今年はサビハゼの卵を守る姿が当たり年のような気がします。卵を守るシーンや雄の喧嘩など様々な見どころがあります。

そして一斉にハッチアウトする卵を見送るサビハゼは見ている者に感動を与えます。

卵を守るサビハゼ
ハッチアウト

今年は全体的イカ類が少ないとも言われいますが、大瀬崎の卵は未だに順調に増えているところを見るとまあまあな数が来ているのだと予想されます。

今年は産卵を行うヤリイカも撮影できました。

ヤリイカの産卵

ナイトダイビングではヤリイカ以外でも面白いのが浮遊系。

大瀬崎浮き浮きナイトウォッチングことライトトラップではヒメイカがアミの仲間を捕食しようとしたところに別のヒメイカが現れ、アミを奪い取りに襲い掛かるという行動も確認できました。

ヒメイカの餌の奪い合い

このような感じで2月は生き物の生態がとにかく面白かったです。

まだまだ3月は水温が低い時期がまだ続くので今回ご紹介した生物たちの生態行動も見られる可能性は大ですよ。

寒い海ですが、それでこそ楽しめる期待感がありますよ。

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堀口 和重
堀口 和重

1986年5月22日生まれ
東京都中央区出身

専門学校で海洋生物の勉強をしながら伊豆の海でダイビングを始める。

卒業後、2年間鹿児島県の屋久島でガイドをスタート。その後どうしても、大瀬崎で働きたく伊豆の海へと戻ってくる。

現在は大瀬館マリンサービスのチーフインストラクター。

伊豆半島・大瀬崎
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