武装した魚!?

先月号でコンディションが良くなったのでそれが続けばいいな〜と書きましたが、結局9月いっぱい不安定なお天気が続きなかなかスカッと晴れてべた凪になることがないまま9月を終えることになりました。

過去ログを見直してみても例年9月後半から10月の前半にかけて穏やかで透明度も良いコンディションになることが多かったのですけどね。そんなわけで島周りのポイントは軒並みニゴニゴのお味噌汁状態・・・

でも、そんな中でも抜群の安定感でダイバーを迎え入れてくれるのがチュンポンピナクルなのです。

道中の波はありますが行けないほどではなくエントリーとエキジットを慎重にこなせば水中はいたって穏やかで透明度も20mから青く抜けています。

キンセンフエダイ、テルメアジ、各種バラクーダ、ツバメウオなどなどの群れが次から次に登場し、ゲストも気持ち良く潜ってくれています。そして昨日はバショウカジキも登場! 僕はガイド中だったので写真はありませんが、至近距離でバッチリ見れました。

そして今もっとも熱いのがこちら↓

ヨロイアジの仲間

第二背鰭と臀鰭の軟条が伸長してフィラメント状になっててカッコいいでしょ〜!?

『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』とヒレ全開の写真を見比べて、ヨロイアジかリュウキュウヨロイアジだと思いますが、図鑑も出されている雄輔さん、どうですかね???

『ヨロイアジ』って変わった名前ですが学名はCarangoides armatusで小種名のarmatureは『武装した』という意味ということなので、そこから『鎧』という名前が付けられたのですかね。

今、チュンポンピナクルのとある場所でこのヨロイアジの仲間が数十匹集まっています。

ヨロイアジの仲間

これは求愛行動と思われ、ペアで泳ぐうちの雄個体が婚姻色と思われる黒い体色になり、他の邪魔する雄と鰭を全開にして喧嘩するシーンが見れます。

動きも早く、鰭が開いた瞬間を写真に収めるのは難しいのですが、手強いからこそ燃えるというもので、みなさん中層でシューティングゲームを楽しんでおられます。笑

さて、そろそろ今年のタオ島のシーズンも終盤戦。残り一ヶ月、心残りの無いよう力一杯潜りまくろうと思います。

来月の今頃はインド洋側のカオラックに引っ越し済みです。半年休ませたフレッシュなアンダマン海の海の様子をご紹介できると思いますのでお楽しみに!

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大村
大村 健(おおむら・たけし)

1973年、京都生まれ
ガイド会所属

18歳で大学のクラブでダイビングを始め、その後、バックパックを背負って海を潜り歩く旅を経て、20歳の頃に秘境・タオ島に出会う。以後、徐々に発展してきた島とともにダイビングにのめり込んで今に至る。現在、タイの2つの海を舞台に、海のポテンシャルをフルに引き出すべく精力的に潜り倒す日々を送っている。

タイ・タオ島 カオラック
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