第六話の前の休題

現在、夏真っ盛りのニューカレドニアで、東海大学の海外海洋スポーツ実習を行っております。このお話しが公開される頃には、帰国しておりますが、何かこの状況で三保のお話しをするのも無理があり、それならこちらの海のお話しをしようかと、気持ちを切り替えてみました。

今回の実習の前には、海外海洋スポーツ演習という授業が開講されていて、2/16からニューカレドニアに来ています。普段の授業では、気が付かないような事も、海外でレクチャーされることで、意外にすんなり吸収されたりもします。そのために、ワザワザと思われるかも知れませんが、ワザワザという学びの姿勢は重要です。本人にその気がなければ、ここまで来ない訳ですから(笑)。

準備が整った状態で授業が始められます。これが学外実習の良い点です。逆に、ほぼ24時間の体制で、実習担当者に全ての責任者が生じる訳なので、少なくとも普段の授業の3倍の労力を必要とすることになります。

ただし、これはこちら側の視点からの話しで、受講する学生がこちらの思惑通りの準備ができていない事も多々あります。所謂、「お客様」って状態で、参加してしまう場合です。また、こちらの労力に関しても、そんな事は当たり前なわけですが、倍以上も年齢の離れた私を、もう少し優しく接して欲しいですね(笑)。

例えば、ディズニーランドに行けば、楽しいのが当然で、面白くないことを前提にしていませんから、そのハードルは非常に高く設定されてしまいます。同様に海外の実習は、棒高飛び並みのバーの設定が予めされていますので、内容の構成は必然的にビッグサンダーマウンテンやスペースマウンテンを凌ぐものを想定しなければなりません。それには、現地に信頼のおけるエージェントの存在が不可欠になります。今回は、ダイビングに関するコーディネーションをアリゼにお願いして、実習の中核を成す海洋スポーツを全面アシストしていただきました。

現地を訪れた14名の履修者の内、6名がCカード保持者で、8名は体験ダイビングを中心にスノーケリングで組み立てました。認定ダイバーの学生は、マンタを初ダイブで見て、体験ダイビングの最終日には、カメをスクーバとスノーケリングの両方で、間近で見ることができました。

履修者の学科内訳は、海洋学部7名、体育学部7名で、互いに海洋学の視点と体育学の視点から、海洋スポーツにおける環境と運営と手順について学ぶ機会が持てたと考えます。私も、演習と実習の合間に、両授業を履修している学生とともに、今まで経験した事の無かったニューカレドニアにおけるハナダイの生態を目の当たりにして、当地の海洋生態系の多様性を学びました。

4月からは、またレギュラー投稿の第六話に突入します。

画像は、サイパン、伊豆大島に続いて、3度目のベントラリス!

オスとそのハーレムの画像です。この群れが25〜6mで見れるって驚異的です。(大島は、12mでした)←(笑)

ベントラリス
ベントラリス
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鉄
鉄 多加志

1965年生まれ
清水出身
ガイド会所属

生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。

通称「視界不良の魔術師」

静岡・三保
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