112種目のスズメダイ

今年も早11月、あと2ヶ月を残すばかりとなった訳だが...

一年を振り返るにはまだ早いが「今年も沢山潜ったなぁ」と、ふと思った。今年も未だに続く“ジンベエ効果”の影響で例年になくワイド系のガイドを沢山したような気がする。なもんで、今年はマクロ系の新ネタが乏しかった...などと思っていた矢先、謎のスズメダイに出くわした。

体長約40ミリ、全身が光沢のある濃い青で、腹鰭と臀鰭の軟状部と尾鰭にほんの少しだけ黄褐色が混ざる、それ以外に主だった特徴は見られない。一見すると普通のどこにでもいるタイプのスズメダイに見えるが、いざ同定してみようと思ったら困った...。

謎のスズメダイ

オレが思うに、コイツの顔つきと全身の模様の入り具合、そして体長と体高のバランスなどからして「ソラスズメダイ属(Pomacentrus)」ではなく「ルリスズメダイ属(Chrysiptera)」の一種ではないかと思われるのだがいかがなもんだろう...。

実はウチ周辺の海域で今まで観察・撮影されているスズメダイの仲間は111種で、非常にキリ&ゴロが良かったのだが、もしコイツが今までのモノと別種だということになると112種になってしまい、あまりキレ&ゴロがよろしくなくなってしまうのが若干辛い。

だがしかし、コイツと出会って一番嬉しかった事は、ジンベエ・ギンガメ・バラクーダなどの「ワイド系ガイド」を多くこなしていたため、フィッシュウォッチング系ガイドの眼力が落ちてしまって来ているのではないかと人知れず思っていた矢先、いつものポイントでいつも通りにガイドしていたにもかかわらず、このスズメダイが視界のほんの一部に入った瞬間に「んっ!?!?」と感じることが出来たと言うことである。

「なんだよ、オレの眼力もまだまだ行けんじゃんっ!!!」って。

っていうか。そんなことより、このスズメダイの種の同定を先にやれよってか!?

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五十嵐
五十嵐“Garuda”一規

1968年11月29日生まれ
横浜市出身
射手座 申年 RH+O型
ガイド会所属

バンドマン、大道具、そしてダイバーへと転身した変わり種。昆虫・プロレス・甘い物が大好きな現役ハードコア・パンクスだが、バーボン片手にロックを聞きながら毎夜繰り広げられる魚談義はいたってマジメとの噂・・・。秘密結社「赤い魚団」代表。

フィリピン・セブ島 リロアン
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