初めての国体

子供の頃は、いや、今でもそうなんですが運動音痴なので、国体という言葉は聞いたことがあっても、何なのか考えたこともありませんでした。

例えば、テニスとかバスケの甲子園みたいなものか?という程度の認識。高校生や大学生が出場するものだと思っていて、社会人になってから「○○で国体に出たことがある」と紹介されると、それはそれは尊敬に値する、まるで雲の上の人のように思えていました。いや、今でも思っています。

そんな、私の人生には全く縁のなかった国体が、今、八丈島にやってきています。

「スポーツ祭東京2013」、この横断幕がずいぶん前から八丈島空港の到着ロビーに掲げられていたのですが、これが国体だということさえ知らず…。先日、急にこのスポーツ祭の関係者らしき人の数と、道案内の看板やのぼりが増えてきたので、関心のなかった私の目にも止まるようになりました。それに、夕方出かけたスーパーには、島外から来たと思われる高校生の集団がちらほら。私の知らないところで、島内が妙に盛り上がっているのを感じました。

ダイビングの仕事をしていると、だいたい週末が忙しいことが多いため、島内で大きなイベントが開催されていても、何も知らずに終わってしまうことがよくあります。あとになって、島内に配布されている広報誌を見直し、そんなことやってたんだ〜と知ったりするのです。今では、ツイッターなどで、もう少しリアルタイムでわかるようになりましたが。

それにしても、国体が八丈島で? というのが、イマイチ理解できず、たまたま珍しく日曜日に暇ができたので、開催されている南原スポーツ公園へ見に行ってみました。

南原スポーツ公園は、南原千畳敷と呼ばれる溶岩台地の近く、海抜が低く潮風が強いために民家や畑などが少なかった場所に最近作られた広大な公園で、野球場やサッカー場などがあります。人口の減少が続き、その人口のほとんどを高齢者が占めている八丈島で、こんなに立派な施設がどの程度利用されるのか?と、個人的には疑問を感じていた公園です。

天気が良かったので、見晴らしは素晴らしく、公園の入り口にはずらりとのぼりが立てられていました。

南原スポーツ公園の入り口

駐車場はそこそこ埋まっていて、大勢のボランティアの方が案内をしてくれていました。きっとボランティアにも、島外の方がたくさんいらっしゃっているのでしょう。

中ではちょうど軟式高校野球の第一回戦が行われていて、北海道と鹿児島の高校生が戦っているところでした。この高校生たちや、応援に駆け付けた家族の方たちも、こんな機会がなければ八丈島に訪れることはなかったかも知れません。

外野席からは八丈富士、3塁側からは三原山、バッターボックスからは太平洋と広大な青空が眺められる球場、北海道や鹿児島の皆さんは、気に入ってくれたかしら?

南原スポーツ公園の球場
南原スポーツ公園の球場
南原スポーツ公園の球場

スポーツ公園のおかげで、今まで八丈島に縁のなかった方が大勢来てくれたことは、とっても良いことだと思います。関東以外の遠方からの観光客が増える機会になるかも知れません。

私にとっては国体を知るきっかけとなったので、全体的にはどんなイベントなんだろう?とググってみました。

競技種目、めちゃめちゃ多いんですね? 私、本当に何も知りませんでした。聞いたことのないスポーツもいっぱい。その中の、ほんの一部、軟式高校野球と、デモンストレーションのフットサルだけが八丈島で開催されていたのでした。飛行機や船、宿泊施設の受け入れ可能人数から考えても、この位がちょうど良いのかも知れません。

あとは、この国体にしか使われないような大型の施設が、全国にいっぱい建てられていることが、一部では問題視されているとか? 南原スポーツ公園も、今後どの程度利用されるのかがポイントとなりそうです。維持・管理費に見合うだけの利用率と、来島者の増加が見込めますように。できれば、滞在中に、ちょっと体験ダイビングでも…と思ってくれる人が増えると、もっと良いのにな♪ 精一杯「お・も・て・な・し」しちゃいますよ〜。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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