第三話 コエダモドキ 前段

またまた地味なネタをぉ〜?と思った人も多いと思いますが、こんな対象物だからこそ、語る内容も懐も深くなります。もちろん、前回のエダアザミの仲間を意識しての展開ですから、流れ的には悪くない選択だと思っています。

さて、このコエダモドキなんですが、それ自体の魅力もさることながら、ホストとしての優秀さはピカいちです。イソバナカクレエビ、トガリモエビ、クラゲエビ、アカスジカクレエビ、ホンカクレエビ属の1種、ツリフネキヌヅツミ、ビードロマメヒガイ、ベニキヌヅツミなどが好んでつきます。また、ガラスハゼの幼少期を過ごすユリカゴ的な役割りやカサゴの見張り台としても活用されています。幸い、三保では20m台前半でコエダモドキが観察されるので、上記の生物が同じ水深で観察出来る訳なんです。

元来、深い水深に生息するホストが、ダイバーが手軽に行ける水深にあるということは、生物観察や写真・動画撮影をする人にとって、どれほどのアドバンテージを与えているか?ってことを考えると、ここ以外での活動は考えられませんね。次回は、このホストとのコラボ画像を中心にお伝えいたします。

画像は、卵が透けて見えるコエダモドキに、これまた卵を持ったイソバナカクレエビが付いている、非常にラッキーなカットです。

イソバナカクレエビが付いているコエダモドキ
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鉄
鉄 多加志

1965年生まれ
清水出身
ガイド会所属

生まれ育った環境が、都市部?の港湾地域に近く、マッドな環境には滅法強く、泥地に生息する生物を中心に指標軸が組み立てられている(笑)この業界では、数少ない芸術系の大学出身で写真やビデオによって、生物の同定や生態観察を行う。

通称「視界不良の魔術師」

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