贈り物

学生の頃、なぜかお歳暮の仕分けというアルバイトをやったことがありました。家庭教師や受付のようなバイトもやっていたのですが、短期で割りの良い仕事をしたかったのかも知れません。屋外での肉体労働にも関わらず、採用条件は男女不問。男女雇用機会均等法が施行される前の話ですから、女でも雇ってもらえるんだ??と、ちょっとワクワクして仕事場へ向かいました。

仕事場はトラックの中継地点のような場所。屋根はありますが完全に屋外で、長い廊下のように延びた駐車場に、お歳暮を大量に積み込んだトラックがデパートから次々とやってきます。私の仕事は、トラックから降ろされたお歳暮の送り状を見て、それを地域毎に分けられたコンテナに運んでいくこと。その頃、お歳暮によく選ばれていた洗濯用洗剤は、ものすごく大きな箱に入った粉洗剤、お醤油も一升瓶に入っていて、やたらと重くて運ぶのが大変でした。これを朝から晩まで、トラックに追い立てられているかのように続けるのです。日曜日などは休む暇もありませんでした。

が、トラックの運転手さんや、常勤で働いているおじさん達が皆良い人ばかりで、仕事がきつい割には楽しいバイトでした。

最近では、会社の方針だとか、個人情報の保護だとか、いろんな理由で贈答全般が規制されているとか。

確かに、やたらと高額な商品を儀礼的に贈り合う習慣や、下心見え見えの贈答はいかがなものかと思いますが、本来の贈り物には、贈る人の気持ちが添えられていたはず。そんな気持ちのやりとりまでは失いたくないですね。

年が明けてから贈る「お年賀」は三が日の間に直接持参するもので、宅配便などで発送するのはタブーなのだそうです。昨年お世話になった皆さんに「今年も宜しくお願いします」と直接お届けしたいところですが、三が日はどこかの海で潜り初めしている方が多そう。

気持ちを包んで置いておきますから、パソコンの前に戻ってきたら、ご覧になってください。

ムラサキウミコチョウ

とっても小さな贈り物を包んであるのですが、残念ながら開けることはできません。

もう1つ、もっと華やかにラッピングした贈り物。

テンセンウロコウミウシ

今年も、たくさん海からの贈り物が受け取れますように!

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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