第76回

皆さん、こんにちは。秋の気配を感じながらも、毎日日焼けしている沖縄・久米島からです。

今日は、先日、潜ったウーマガイポイントの様子のご紹介です。

クモエビ属の1種

「エビ・カニガイドブック2・・・久米島の海から」の出版をする際に見つけた未記載種(当然、学名・和名はありません)ですが、その当時は、不思議と久米島の南西側のドロップオフのポイントでしか見つからず、そのポイントより更に棲息条件や着床条件の良い環境と思われる北東側のエリアを必死に探しましたが、全く見つからなかったものでした。数年後、ウーマガイであっけなく見つかったのですが、その年、その年で、それぞれのエリア・ポイントで生物の着床率も当然変わるので、たまたま、そういう年だったのでしょうけど、当時は「何で??」「何で〜??」っと、必死のパッチで探したものでした。

オーバーハングになった場所のウミカラマツの仲間と共生するこの種は擬態に優れ、ゲストさんに見せても、なかなか確認出来ないかくれんぼの名人です。

でも、それだからこそ、見つけた時や解った時の喜びも一入なのです。

アケボノハゼ

アケボノハゼの正面顔です。「美しい〜!」の一言ですね・・・(^^;)。

フチドリハナダイ

フチドリハナダイのアップです。これも、「艶やか〜!」ですかね・・・(^^;)。

フチドリハナダイ

フチドリハナダイは、通常、西部太平洋のエリアでは、50mぐらいから見られるハナダイの仲間ですが、このポイントでは、30m以浅でたくさん見られ、久米島を訪れるフォト派ダイバーやフィッシュウォチングダイバーを楽しませてくれます。

口を大きく開けて、潮流に乗って流れてくるプランクトンを食べている場面です・・・(^^;)。

スミレナガハナダイ

このポイントでは、たくさん見られるスミレナガハナダイです。潮流の辺りもほど良く、繁殖に至る行程や前触れさえ解れば産卵も頻繁に確認出来ますから、ガイドの腕の見せ所です。写真は、プランクトンを食べている様子をスローシャッターで抑えた写真です。

何故?スローシャッターかと言うと、その方が、「食べられる瞬間のプランクトンを捉える事が出来るのでは!?」という、訳の解らない思いつきから撮影したものですが、後から考えても、やっぱ、僕はどうかしてたのでしょう・・・・(-_-;)。

どう考えても、理屈に合わないし、100歩譲って、例えプランクトンを捉えたとしても遅いシャッタースピードでは被写体は(この場合はプランクトン?)

流れるしボケる確率が高い訳です。一体、何を考えていたのだろう・・・・┓( ̄∇ ̄;)┏

そろそろ、水中ボケが始まってきたかもしれない・・・・・(-_-;)。

まあ、スミレナガハナダイの口中のエラの濾す部分が見えるという事で、ここはひとつ大人な対応を・・・・・・( ̄▽ ̄;)!?

アカネハナゴイ

ついでだから、口あけシリーズです。アカネハナゴイは背鰭が色鮮やかですね〜(^▽^)/

マダラタルミ

マダラタルミの中成魚の口パクです。コガシラベラの群れ産卵直後の卵を食べている場面ですが、エラの中がはっきり見えるでしょ!!

コガシラベラ達が産卵する度に、その場所に急ぎ泳ぎ、口をパクパクさせる場面は愛らしいですよ〜(^^;)。

ゴマモンガラ

ついでに、こいつです。どう可愛い子ぶったそぶりを見せたって、好かれないこいつです・・・・(-_-;)。

この歯が、浅瀬の死サンゴの骨格やライブロックなどの石灰石や石灰層をガチガチに砕いてく様子は凄いものがありますが、卵を守っている時以外は大人しい性格なので、食事中は近づいても大丈夫ですよ・・・(^^;)。

個人的は好きなんですけど・・・、でも、まあ、この極悪人の様な人相(魚相)ですからね・・・・( ̄▽ ̄;)。

・・・・っと、言う訳で個性豊かな生物達の集う久米島からでした・・・・・(^▽^)/

トラックバック URL:http://www.gokaiclub.com/2012/12/kawamoto/2575/trackback
川本
川本 剛志

1965年4月3日生まれ
福岡県出身
ガイド会所属

久米島でダイビングサービスを営むかたわら、ライフワークである、冬に訪れるザトウクジラや各種の魚類、サンゴ、ウミウシ、甲殻類の生態を写真に収め続けている。多数の図鑑雑誌に写真を提供し、エビ・カニガイドブック2-沖縄・久米島の海から-等の著作を持つ。

沖縄・久米島
DIVE ESTIVANT

〒901-3108
沖縄県島尻郡久米島町比嘉160-69
Tel:098-985-7150
Fax:098-985-7151

dive-estivant.com

ブログ「会長が行く!!」
フェイスブックはこちらから!!
ガイド会・世界の海ブログ!!

DIVE ESTIVANT

エビ・カニガイドブック(2)
沖縄 久米島の海から
エビ・カニガイドブック(2)
Amazon.comから購入!
川本剛志写真集 球美の海
─ベジタブルフィールドの住人たち─
球美の海
Amazon.comから購入!

川本氏へメールで申し込めば、代金先払い&送料着払いで送ってもらえるそうです。サインが欲しければこっちだね!(笑)
BY 編集部

バックナンバー
第76回 < エビカニガイドブックインサイドストーリーから続く海の事色々! < トップ