珍客万来!

皆さんこんにちは。秋の彼岸も過ぎ日に日に日が短くなり空気も涼しくなっておりますが、どっこい海の中は今が夏真っ盛り!水温は上から下まで25〜26℃、透明度15〜20mの絶好のコンディションを迎えております。

今月はそんな伊豆の夏の海に現われた南の海からのお客様・いわゆる季節来遊魚の中から、特にこれまでほとんど出逢うこと無かった珍しい種類を中心に御紹介します。

ノコギリダイ@富戸港内

ノコギリダイ@富戸港内:
サンゴ礁の浅いところでボーっと群れている魚の代表格という印象がありますが、今まで伊豆で目にしたことはありません。これを何とお隣・富戸の漁港内で見つけたのです。港内はスクーバ潜水は禁止されていて、ゲストのお子さんと昼休みにスノーケリングで遊んでいる時にたまたま見かけました。丁度同じ位のサイズのクロホシイシモチの群れの中に3個体ほど紛れていました。

タカサゴ@伊豆海洋公園

タカサゴ@伊豆海洋公園:
沖縄県の県魚として有名ないわゆる“グルクン”です。数年前からよく目に付くようになりましたが、今年ほど数多く群れることはこれまでありませんでした。この時は根の周りを数匹のヒラマサが取り囲むように泳いでいたため、物凄い密度に集まってきたので迫力満点でした。暫しの間自分達がサンゴ礁の海に潜っているかのような錯覚に囚われました。

チンアナゴ@富戸・ヨコバマ

チンアナゴ@富戸・ヨコバマ:
調べてみましたら「1999年10月に伊豆海洋公園で観察された」という内容の雑誌の記事を見つけました。当時は噂で耳にした記憶が何となくあるのですが、多分見ていないので今回が伊豆では初めての出逢いだと思います。因みにチンアナゴの“チン”はイヌの狆(チン)に顔付きが似ていることから来ているそうですが、伊豆ではまさに「珍」なアナゴです。

イッポンテグリ@富戸・ヨコバマ

イッポンテグリ@富戸・ヨコバマ:
何年か前に西伊豆に出現して話題になり、確か新聞記事にもなったような記憶がありますが、遂に東伊豆にも現われました。機会が無くまだ一度しかお目に掛かれていませんが、体色がほぼ白一色のごく小さい頃から長期間定着してくれているそうです。前に突き出した背鰭の棘をユラユラと揺すりながら動く様子が何ともユーモラスで人気の程が窺えます。

イシヨウジ@伊豆海洋公園

イシヨウジ@伊豆海洋公園:
これまで西伊豆では何度も目にしているのですが、東伊豆ではちょっと記憶に思い当たりません。もしかしたら初、せいぜい2,3回目の出逢いだと思います。パッと見ではミミズのようにしか見えませんが、アップで撮るとこんなにも色鮮やか!そして他のヨウジウオ類とは一線を画す(と勝手に思ってますが)独特の顔付き、個人的にはかなりのお気に入りです。

コクハンアラ@伊豆海洋公園

コクハンアラ@伊豆海洋公園:
証拠写真程度の見苦しい画像ですがお許し下さい。この魚、これまでの決して少なくはないサンゴ礁域での潜水経験の中でも記憶に無く初めての遭遇で、伊豆では稀種の中の稀種と言っていいでしょう。シマキンチャクフグに擬態すると言われていて、同じ擬態をするノコギリハギも伊豆で見られますので、運が良ければモデルのフグとの3種コラボが見られるかも・・。

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横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

伊豆半島・伊豆海洋公園
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