ファンタスティック・スリープ

大空を自由に羽ばたいて、、、というのではなく。とてもとても地道に、やっと3センチ程浮き上がるところからフライングは始まる。

浮き上がるだけにも長い助走が必要だ。うーんと走って走って、息があがってきたタイミングをみて、肺いっぱいに空気を吸い込むのである。吸った空気は吐かずに吸って吸ってしないといけない。その苦しさを乗り越えると呼吸は落ち着いて楽になるが、より高く飛ぶためには、足に念力を送り込み丹念に羽ばたき続けなければいけない。まぁ、楽には飛べないな。。という感じだが、地に足がついていないと実感した時の達成感!優越感!
人間は空を飛べないというけれど、やっぱダイビングの心得があるとこういう秘技も使えるんだな。と、真剣に納得できる。

場面は幼い頃の近所の風景。

足の羽ばたきを継続するにはかなりの集中力が必要だが、まず目標の電線超えに挑戦してみる。やった!背面超えが出来た。これは“タカタカボール”になった気分で懐かしい。

余談だが、タカタカボールとは子供の頃に弟と遊んだドッジボールの技である。ラリーのふいをついてボールを電線近くまで高いフライにすると、弟はキャッチに戸惑い落としてしまう、ちょっとどんくさい子だった。。あと技としては“クリ”というのもあって、これは投げる時にクリッと回転をかけることから来ている。スピンのかかったボールは弟には捕れない。。

夢の続きに行こう。電線の次は雑貨屋さんの2Fを超えて、次は小学校の校舎を超える。幼い頃に見慣れた風景を俯瞰しているJUN-P。足への念力は消えそうになっているが、がんばって淀川まで行ければ向こうには海が広がっているはずだ。。旅は長いなぁ。。。。。しかるのち混沌。。そして覚醒。

どうやら、2度目の目覚ましが鳴ったようである。

JUN-Pの目覚ましは3度鳴る。

1度目は早朝4時!

平日は8時5分に家を出るJUN-Pにとって、これはまだまったく起きなくていい時間だ。じゃぁ?一体なんのために??美容と健康のためのジョギング?そりとも早朝読書?

いやいや、違う。

そう、夢を堪能するための早起きなのだ。

?え?意味わからん?

そう、早起きといっても、起きるのは脳だけで身体はお布団の中にいてもいい。早い話が二度寝なのだが、二度寝君は夢の温床、まさしく夢のパラダイスなのだ。飛ぶ夢しかり、ダイビングの夢しかり、リアルで楽しい夢は二度寝の時に訪れるのである。しかも忘れにくい!

いろんな説はあるのだろうが、JUN-Pが認識している範囲の話しで、人間はノンレム睡眠:脳の眠り、と、レム睡眠:身体の眠り、をセットで交互に繰り返すらしい。個人差はあるが、約90分サイクルを4回程繰り返すので、6時間睡眠の人の場合、ノンレム&レムが2セットある。最初の1セット3時間程が熟睡にあたるのかな。

夢を見られるのは、脳が起きているレム睡眠の時だ。

けど、爆睡時の1セット目にみていた夢は残念なことに朝になったら忘れてしまっていることが多い。もったいないが精神衛生上しょうがないとしよう。

大切なのは2セット目の夢だ。JUN-Pは6〜7時間睡眠なので、だいたい夜11:30に就寝すると、1セット目の終了は3時間後の深夜2:30になる。その後90分間程2セット目のノンレムに突入するので、次のレムは早朝4時に開始となる。

そこで、レム開始の予告のベルとしていったん第1目覚ましを4時に鳴らして、まだ布団から出なくてもいい、夢を見放題の時間をつくるのである。

ここ数年間、この方法は大成功している。

夢は記憶の整理ともいうから、良い夢、悪い夢も含めて、自分自身の精神状態をよく知ることが出来る。自分が何を悩んでいるのか、何をしたいのか、誰にどういう感情を持っているのかetc.

ただし、夢は現在と過去の出来事とを置き換えたり、特定の人に対する感情を別人にすり替えたりしてしまう事もあるので注意が必要だ。JUN-Pなどは慣れているので「あ、あれとこれ、すり替えたな」とわかったりするので更に解釈がおもしろくてやめられない。

第2目覚ましはレム催眠の途中で目覚めると見ていた夢を忘れない、という理由から鳴らしている。

じゃぁ第3目覚ましは?

それは下記の図をご参照下さい。

第3目覚まし

次に訪れるであろう3セット目のノンレムの誘惑に抵抗しきれなかった時の対策です。

不惑JUN-P、地に足ついた生活をしなあかんですから。。。

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JUN-P
JUN-P(仲 純子)

大阪在住ファンダイバー
職業:コピーライターとか

1994年サイパンでOWのライセンスを取得。

宝物はログブック。頁を開くたび、虹のような光線がでるくらいにキラキラがつまっています。

海に潜って感じたこと、海で出会った人達からもらった想いを、自分のなりの色や言葉で表現して、みんなにも伝えたいなぁ。。。と思っていました。そんな時、友人の紹介で雄輔さんと出会い、豪海倶楽部に参加させていただくことになりました。縁というのは不思議な綾で、ウニャウニャとやっぱりどこかで繋がっているんだなぁ・・って感動しています。どの頁がたった一枚欠けても、今の私じゃないし、まだもっと見えてない糸もあるかもしれない。いままでは、ログブックの中にしまっていたこと・・少しずつだけど、みなさんと共有してゆきたいです。そして新しい頁を、一緒につくってゆけたら嬉しいです。

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