オオカミウオの幼魚

北海道 羅臼の取材で撮影できたオオカミウオの幼魚だ。といっても30cmぐらいある。

1度は見てみたいと思っていたが、8月の最後ではまだ早いということだった。

ま〜ひまもあるし、一人でどの辺に出る可能性が高いのかを関さん達に聞いて、泳いでいったわけだ。日頃の行いが、いいわけでもない私だが、幸運と不幸はいつやってくるかわからない。出ちゃったもんね〜〜!去年だけど、最初の個体だそうだ。

幸運に感謝しつつ、この子を眺めてみると、もっと小さな個体だと、ヒレのオレンジがつよそうだななどと想像がつく。この後、さらに探索するも発見できずに2時間も潜ってしまった。

オオカミウオは知床側で、つがいの写真を撮ったことがある。産卵後雄が卵を守ることで有名だ。孵化した子供達が、どこに行くかわかっていない。子供だから、そのまま浅い所で発見されてもいいようなきもするが、不明だ。関さんにどのサイズまで確認できるか聞いてみると、小さくてもこの写真より若干小さいものが、9月頃見られるだけだという。

いったいどこにいるのだろう? オレンジがめちゃ強い小さな子供、出会ってみたいものである。

この子、顔からすると意外と怖がりで、カメラを向けると逃げ回っていたが、たまたまヒトデの所を通りがかると、逃げるのも忘れて、バクっといってくれた。

僕って、相当、普段の行いが正しいに違いない。

オオカミウオの幼魚
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吉野
吉野 雄輔

1954年生まれ
東京出身

海と海の生物すべてを愛する写真家。

大学卒業後、アジア、南太平洋、南北アメリカ、カリブ海、インド洋など世界の海を放浪、1982年にフリーの海洋写真家として活動を開始。世界80か国ほどの海を取材、《吉野雄輔フォトオフィス》を主宰。

2009年から日本全国をキャンピングカーの旅をスタート、1年の半分以上は海に潜って撮影している。

社団法人日本写真家協会会員

吉野 雄輔/photojournalist:
happypai.wix.com/kaitei

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