「K」

和歌山県では平成8年度から12年にかけて、貴重な野生生物等選定委員会及び貴重な野生生物等分野別専門委員会を設置し、本県の貴重な野生生物や地形、地質を選定し、その状況把握、貴重性の評価を行い「保全上重要なわかやまの自然-和歌山県レッドデータブック」としてとりまとめています。

今回は、そのレッドデータブックからカスミサンショウウオをご紹介します。1〜2月ごろ産卵期を迎え、川の近くにある流れの無い水溜りや水路などの落ち葉の下に棲んでいます。

カスミサンショウウオ

卵嚢とセットで。

カスミサンショウウオ

産み付けられた卵嚢は一ヶ月ほどで孵化します。幼生時代は水中でエラ呼吸をして暮らし、成長するにつれ肺呼吸になり陸上で暮らすようになります。成体になり数年後産卵のためまた水辺へ戻り産卵します。メスが産卵した卵嚢に複数のオスが放精し体外受精します。

その後メスは水辺を離れますがオスはしばらく卵嚢の近くにいるので、卵嚢を見つければ数匹のオスを確認できます。見つからない時は、息継ぎのため水面に出てくるので、怪しい水溜まりを見つけて、じーっとまてば姿が見れるかもしれません!!

アメリカザリガニなどの外来種によって捕食され数が減少していたり、産卵場所になる水辺や森の環境が、本来守るべき人の手によって工事などで破壊されているのが現実です。絶滅危惧種のサンショウウオなので見つけても持ち帰らないようにしてあげて下さい。

今後増え続けてくれることを心から願っています。

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" 「K」 " へのコメント

  1. ゆうすけ: 2012年2月1日 2:15 PM
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    ホントそこらにいるもんだね。可愛い貴重な奴。

  2. 上田: 2012年2月1日 8:59 PM
    avatar

    吉野さんお久しぶりです〜!!
    ホント身近な場所ほど素敵な出会いがあります!!
    来月も可愛いくて貴重な奴をチョイスします〜〜!!

上田
上田 直史

1981年12月20日生まれ
福岡県田川市出身
ガイド会所属

海から程遠い福岡の盆地で生まれ海への憧れが強く学生時代に日本海でライセンスを取得。

その後和歌山へ移り串本の海に魅せられ住民票を移してしまった窒素吸収男児。

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