エビちゃんワールドへようこそ

皆さんこんにちは。今月はこの時期に季節来遊的に現われる小型のエビの仲間(コエビ類)を集めてみました。

コエビ類はヨコシマエビ科・フリソデエビ科・テナガエビ科・モエビ科・テッポウエビ科・タラバエビ科などからなり、カクレエビ類(テナガエビ科-カクレエビ亜科)を中心としてダイバーにも人気が高いグループです。

総じて小さく見つけ難いので老眼の心配がある中年〜熟年ダイバーの方は是非ルーペを用意して、BCのポケットに忍ばせておきましょう。私は今のところ老眼にはなっていませんが、来たと思ったら一気に進むそうですし、今月50の大台に乗る身としてはいつ来るかとビクビクしながら日々過ごしております。

他のライターの皆さんは大丈夫でしょうか?

特にゆうすけ親分が一番心配です。

ヨコシマエビ

ヨコシマエビ@I.O.P.:
スマートで可憐なイメージのあるコエビ類の中では、ずんぐりした体型で異色の存在です。I.O.P.では浅い水深でムラサキウニの周囲にいることが多く、毎年必ずといっていいほど決まった場所に現れます。鉗脚を左右に揺するダンスのような仕草がなんともユーモラスです。

オシャレカクレエビ

オシャレカクレエビ@I.O.P.:
カクレエビ類はその多くがイソギンチャクなどの他の生物と共生していますが、このエビはその中では例外的に宿主を持たない自由生活者です。恐ろしく長い鉗脚を持ち、時折何の意味があるのか、この先端(オレンジの部分)を地面に付けて腕立て伏せのような動きをします。

カゲロウカクレエビ

カゲロウカクレエビ@I.O.P.:
陽炎とはなるほど言い得て妙のピッタリなネーミングですね。ドングリガヤやクロガヤなどのハネガヤ類を宿主としていて、居るのが判っていてもなかなか捜しきれないことが多い隠れ名人。宿主そっくりの体の中では唯一目が白く目立つので、それを手掛かりに探しましょう。

ガリモエビ属の1種

トガリモエビ属の1種@黄金崎:
額角が著しく長い特殊な形をしたエビで、未だ研究途上のグループです。当店がホームグラウンドとしているI.O.P.などの東伊豆のポイントでは見た記憶が無く、目にするのはもっぱら西伊豆の黄金崎です。本来はヤギ類に付くのでしょうがこの時はロープに付いていました。

イソバナカクレエビ

イソバナカクレエビ@I.O.P.:
イソバナやフトヤギなどのヤギ類に共生する種類で、全長1〜2cm程度の小型種です。ヤギの枝に不自然な膨らみがあったら要チェックです。宿主の色の違いによるカラーバリエーションを探すのが楽しみでもあります。いつかこのエビだけで特集を組みたいと思っています。

クリアクリーナーシュリンプ

クリアクリーナーシュリンプ@I.O.P.:
ソリハシコモンエビやベンテンコモンエビなどと同じ仲間ですが、和名がまだ無くこの英名で呼ばれています。とても仕事熱心なお掃除屋さんなので、このエビが住んでいる岩穴には魚達が寄ってきます。○○○○コモンエビと堂々と呼べる日が早く訪れることを願っています。

まだ大御所のフリソデエビの出現が確認されていませんが、これから冬にかけて更に種類が増えてくるものと思います。

エビ好きな方はもちろん、今まであまり興味が無かったけど改めて魅力を感じて頂いた方、是非伊豆の海にお越し下さい。可愛いエビちゃん達がお待ちしています。

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横田
横田 雅臣

1961年11月生まれ
神奈川県横浜市出身

ダイビングとの出会いは学生時代。在学中に伊豆海洋公園ダイビングセンターにアルバイトに来たのがきっかけで卒業後同センターに就職、インストラクター・ガイドとして10年の勤務の後、1994年に独立しGO TO THE SEAを開業、現在に至る。

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