野生動物の写真は「運」がすべて?

写真にもいろいろな分野があるけど、どれも基本的にはセンス(感性)や技術が作品の質を大きく左右する。

しかし野生動物の写真はセンスや技術ではなく、日頃の観察力とフィールドに通い続ける努力だ!。。。と今でも信じているのだけど(笑)、ぶっちゃけ運と環境なのかなぁ。。。と思わなくもない。

さらに最近はこう思い始めている。。。

「もしかして、運だけなのでは。。。?(・・;)」

確かに仕事が現地ガイドで毎日のように潜っていると、とっておきのシーンにはよく出会う。しかしガイド中は当然、カメラなど持っていないわけで、ただただゲストが何枚もシャッターを切る横で指を咥えて見ている他ない。。。

また現地に住んでいると毎日のように同じポイントに潜れるので、継続観察もしやすく個体識別も容易だ。こうなるとその生き物の生態や社会行動も掴みやすい。しかし、ある生き物の、ある行動が、まさにこの日、この時間がベスト!と知っていても、必ずしもその時に海に入れるとは限らない。大きく時化る事もあるし、急なガイドの予約が入るかもしれない。

ある生き物の行動を狙って1人で潜って一応満足する写真が撮れたとしても、次にゲストを連れてエントリーするともっと凄いことになっているなんて事はざらにある。そして次の日にまた1人で潜ってみると、すっかりその行動が静まり返っちゃっていたり、大きく海が時化てそもそも海に入れなかったりする事も多い。

意外に現地にても、ゲストはバンバン撮っているのに、自分自身はいつまでたっても撮れないものも多いのだ。特に夏の繁忙期はそうだ。。。

不確実な要素の多い自然、そしてそこに棲む野生動物という被写体はほんと難しい。だからこそやりがいがあって面白いのだけど。。。

これからも毎日のようにフィールドに通い、粘り強く観察を続けることで、いつの日か「運」を味方にしたいなぁ。。。

オス同士の激しい喧嘩!
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" 野生動物の写真は「運」がすべて? " へのコメント

  1. ゆうすけ: 2011年6月6日 7:30 PM
    avatar

    しげる〜〜すごいコブシメの数だな^〜^超スゴイ!

原崎
原崎 森(しげる)

1970年8月26日生まれ
山梨県出身

八丈島から屋久島へ。。。

巨木と苔の深〜い森を抱える島で、あえて海に潜る。

鹿児島県・屋久島
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