ガイド・ウォーク

八丈島の中心部に植物公園というのがあって、お天気の良い暇な日は、その近くにあるスーパーでお惣菜やジュースを買い、公園でのんびりランチを取って過ごします。

昔横浜に住んでいる時にも、家の近くに大きな公園があり、暇になってしまった日曜日に遊びに行っていました。家から歩いて行ける距離だったので、サンドイッチを作り、ワインやチーズなども持って出かけて、日向ぼっこしながらゴロゴロするのが好きだったのですが、1つイヤだったことがありました。会社に勤めている頃だったので、出かけられるのは日曜日と限られていて、天気の良い日曜日なんて、決まって混雑していたのです。

自分は歩いて行けるので構わないのですが、遠方からわざわざやって来る人は駐車場に入りきれず、行列ができて大渋滞。公園の中に入ってからも、シートを広げる場所を探すのに困るほど。やっとのんびりできた…と思っても、どこからかサッカーボールが飛んで来たり、近くの子供が泣き出したり…静かに時間を過ごす、という感じではありませんでした。

その点、植物公園は、こんなんで大丈夫か!?と思うほど、いつ行ってもガラガラ。人の目を気にする必要はないのですが、あまりにも誰もいなくて、しばらくすると寂しくなるほど。

それが去年からでしょうか。園内で光るキノコを見るツアーを始めたのです。

一部のエリアを、いつでも光るキノコを見られるように整備しておき、毎晩無料でガイドが案内しながら散策するという企画です。残念ながら、私は参加できなかったのですが、これがなかなかの大盛況だったそうで。多分、ただエリア整備だけだったら、こんなに人は集まらなかったのではないでしょうか。ガイドが一緒に歩いてくれる、というところが受けたのだと思います。

今の時期、光るキノコは見られませんが、日曜日の昼間にガイド・ウォークをやっています。ガイドが一緒に園内を散策し、植物や鳥、島の成り立ちなどについて説明してくれます。ダイビングの方が閑散期になったので、先日一度参加してきました。行き慣れた植物公園でしたが、たくさん教えてもらうことがあって、とても楽しかったです。こういうガイドさんと一緒に歩けば、そこが自分の家の周辺だったとしても、発見することがいっぱいあって楽しいのではないでしょうか。この時のお話は、まだ次回。

先日、ゲストがお帰りになる日、天気が良かったし、時間もあったので、一緒に唐滝へハイキングに出かけてきました。唐滝は、車を停める場所から2キロくらい山奥に入ったところにある小さいけれど標高差36.3mある滝です。以前に、一人で行ったことがありましたが、今回はゲストと親方との3人で。イズノシマダイモンジソウが咲いていたり、ガクアジサイの花が枯れてドライフラワーになっているのを見つけたり。

ガクアジサイ

自分が知っている花や木は目に留まりますが、知らないものは、ついスルーしてしまいます。今回は、自分以外の人が二人いたので、自分では気が付かないものにも目が行って、ちょっとしたガイド・ウォークでした。

滝壺のとこで教えてもらった、こんなシダ。

多分、自分だけだったら絶対気に留めないし、目に入っても無視していただろうと思います。

ユノミネシダ

誰かに教えてもらわないと、どこにでもある、普通のシダ?にしか見えないんですけど。

国の天然記念物で、全国でも珍しいシダなのだそうです。和歌山県の湯峰温泉で自生しているのが最初の発見場所だったため、ユノミネシダという和名が付いています。そこでは、このシダの自生地を見るためのツアーもあるんですよ。硫黄成分のある場所でしか生えないそうで、八丈島の中でも、見られるのはごく一部の場所。どうやら、三宅島が噴火した頃から増えたそうです。

自分では日頃から、海はガイドによって楽しさが変わる、なんて言っていますが、陸上もそうなんだなあと思いました。

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" ガイド・ウォーク " へのコメント

  1. じゅんのすけ: 2011年3月1日 10:18 PM
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    ちゃんとUPしてから出発したんですね、えらーい!

    今年は光るキノコ見てみたいと思います。
    バスは廃止になったけど、植物園まで行けばガイドの方がいらっしゃるんですね。

    問題は夜しか光らないことだな。
    夜は飲まなきゃいけないし・・・翌日のダイビングに備えて早寝しなくちゃだし・・・

  2. み: 2011年3月16日 1:14 PM
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    じゅんのすけさん、すみません。全然、気が付いてなかったわん。キノコのガイド、昨年は大盛況だったみたいですよ。あたしも一度行ってみたいです。一緒に行って、そのあと、そのまま飲みに行きましょうか。

  3. じゅんのすけ: 2011年4月2日 1:34 AM
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    私もレスに今頃気づきました・・・

    キノコ案、大賛成!早くシーズン来ないかな♪

  4. み: 2011年4月3日 7:31 AM
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    7月くらいですかねぇ、行くとしたら。
    その前に、震災でキャンセルになった誕生日会をやらないとね。あたしの誕生日もそれまで延期しておきますから。

水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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