ベッドの下の生物多様性

先日、東京都から見慣れない封書が届きました。だいたい役場関係から届く郵便物というと税金に関わる書類ばかりでウンザリするのですが、今回の封書はそんなお堅い感じではありませんでした。開けてみて出てきたのは「東京都生きもの調査」と書かれた、イラスト入りのお手紙。今月愛知県で生物多様性条約の会議が開催されることに絡めた、東京都環境局が開催しているイベントのようです。調査そのものが目的ではなく、都民、中でも子供たちへの啓蒙活動の1つなのでしょう。

調査期間は今月いっぱい。次の30種の生き物を見つけてね、と書かれた下に、可愛いイラストと名前が30個書かれています。セミやバッタなどの昆虫がメインで、少しずつですが、セリやセイタカアワダチソウのような植物、スズメなどの鳥、ボラなどの魚が描かれています。見つけた人は、調査票に生き物の名前や個数、いつどこでどんな場所で見つけたのかを箇条書きで書き込みます。写真があれば、一緒に提出、それは自動的にフォトコンにエントリーされるのだそうです。

ホームページからも調査に参加できますよ。

なんだか、面白そうじゃありません? 今までのところで、どれだけの人たちが参加したのか、ちょっと興味ありです。八丈島の子供たちからの参加者はいたのかしらん?

都内といえども、八丈島にはたくさんの生き物が見られます。わざわざ外に出かけなく調査なんてしなくても、向こうから室内に入り込んできます。今年の春には、軒下にスズメが巣を作り、室内にもスズメが飛びまわっていました。リュウキュウツヤハナムグリというカナブンの仲間も、よく部屋の中に飛び込んできます。これからの季節、そのうちトンボも飛び込んでくることでしょう。もちろん、ヤモリはいつだってどこかの壁に張り付いているのが見られます。

そして、私のベッドの下には…。自分からやってくるものよりも、飼い猫のココが持ってくる生き物がいろいろ…。夜のココちゃん、可愛いのにねぇ(←親ばか)。

今年の夏、猛暑続きだったせいでしょうか? ココの興味を引く生き物がいっぱいで、夏の間中、毎晩大忙しだったようです。特にネズミは大豊作。数え切れないほどのネズミを部屋に持ち帰り、夏ばて&過労気味だった飼い主に追い討ちをかけていました。このお土産ネズミ、ほとんどの場合が生きたままなのですよ。できれば、生きているうちに取り上げて、逃がしてあげたいじゃないですか。ところが、取り上げるのに失敗すると、部屋の中のどこかに逃げてしまうので、その後私が眠れなくなってしまうのです。ネズミが逃げ出すと、私も必死ですが、ココも必死。二人でネズミの再確保に走ります。当然のごとく、私よりも先にココが再確保に成功。二度と取り上げられないように、ネズミをくわえたままベッドの下に逃げ込みます。私はベッドの下に入れないので、しばらくそのまま私とココの睨み合いが続きます。

そんな時、ふと手元を見ると、こんな生き物が。どうやら自分でやってきたらしいのですが、石のように動かないのでココの興味からは免れていました。

近くに池や田んぼなんてないのに、一体どこからやってきたんでしょうねぇ。

自分でやって来たんだから、そのままにしておいたら、昨日ミイラの状態になっているのが発見されました。やっぱり外に出してあげた方が良かったのかしらん。

他にも、私のベッドの下からは、ヤモリやメジロが発見されています。

できれば、ベッドの下だけは、あまり生物多様化してほしくないかな。

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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