継続の先にあるもの

ベストシーズンは?という質問に毎回戸惑いを覚える。

それは亜熱帯にも季節変化が如実にあり、それぞれでダイビングの見所がまったく変わってくるからだ。しかし高気圧の縁にあたることが多く、絶えず形成が続く積乱雲のおかげで四六時中空模様がドラマチックな今!その下で日々の生活をしてるだけで気分は高揚してくる、そして避暑地なうえにヒーリングな場所、ほぼパーフェクトにストレスFREEなとこも含めると、一般的に求められるベストシーズンとはやはり今のことなのだろう!

さて今回は『ジンベエザメ』です。

といっても目新しい生態は語れそうにありません。。。なんせ先日ようよう、人生で初めてのちゃんとした遭遇を果たしたばかりでして(笑)今回はこの子に敬意を評してのっけさせてもらいます。あと、僕の名が純平なだけにどうしても憧れててらので・・・

さておきご存知かと思いますがこの魚、沖縄での遭遇率は消して高いものではありません。おおよそそれは努力という行いの届かぬ場所に常にあり、幸運なガイドだけが手に出来る最高の瞬間な気がします。久米にきて苦節7年?、年に数回しかないそのチャンスは毎年、身近な人達の手におさまり、瞬時にすり抜けてくのを横目に見てきました。そのたびにこの届かぬ領域の存在に嫉妬し、自分の実力(運)のなさを痛感してきました。

しかしようやく順番はまわって来たようです。まあ出会えたからガイドレベルが上がるわけではありませんし、今更な感が満載ですが、この強烈な感動の演出が可能な場所でガイドしてるいじょう、常に目指してた瞬間の一つでしたので、ひとしおに嬉しく思えました。

稀にこの領域の引き出し(ジンベエに限らず)を頻回に利用できる人はいます。我々、休日を預かる者としては疑いの余地の無いセンスです。残念ながら今回の結果からは僕はその類ではないようですが、如何にその領域を頻回に引き出すか?は大きな課題であります。じゃ〜何をすれば?と悩み、大よそ日々の行いを見返したり、神霊的な行いを連想し、日常の掌握を怠らないようにしますが、やっぱり最終的には継続しか能がない気がします。立場上まったく呑気な話ではあるかもしれませんが、”海はきっと答えてくれる”と信じ潜ることこそが実は最良の近道であり、僕を引き付けて止まない『海との関係』です。

上は島にあるお気に入りの海に行きたくなる道です。

デコボコですし、わき道からハブがでてきたり、軽トラでオジィがでてきたりするかもしれませんが、歩いて進んでみたくなります。

まだ夏は続いてます。さあ今日も海、いっちゃいましょう!!

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堅田
堅田 純平(かたた・じゅんぺい)

1976年10月16日生まれ
高知県須崎市出身
ガイド会所属

海山県に生まれながら、クラゲが嫌いで故郷を出るまで海と向き合ったことがなく上京先のコンクリートジャングルの中で、不順な動機から最初のひと雫に出会う。しかし、純粋に海に秘められた様々の可能性を手にしたくなり、覚悟を背負って26歳で久米島へ、ガイド業へ、苗字の印象はあまりにも堅いが、どんな海にも、そして人にも柔軟に接し、海を背景とした生命体のlocus&miracleを(辞書を引いて背伸びしてます)やさしく伝えていきたい願う。

沖縄・久米島
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