ドイツ人の夏休み

ダイビングする前から旅行が好きだったので、国の数だけ数えると、ずいぶんと何カ国も旅行しました。

その中で、旅行するのが楽じゃないと感じるのは、英語の通じにくい国。例えば、焼肉と買い物が目当てで訪れたソウル。近いし楽しいし安いし、何度でも遊びに行きたいのに、ハングル文字だけの看板や、英語の通じなさに躊躇してしまいます。

逆に英語圏でもないのに、英語が通じて楽だなあと思ったのはドイツ。街の中で道を尋ねたくて、高校生くらいの女の子に声をかけた時。とても流暢な英語で教えてくれてビックリしました。日本人の高校生に英語で道を聞いても、絶対こんな風に教えてくれないに違いない。そう思って、「どうして、そんなに英語が上手なの??」と聞いてみたところ、「だって、ドイツ語って、他の国では通用しないんだもの。」と答えられて、二度ビックリ。日本とは違って、外国に囲まれた大陸の国だからと言っても、隣のフランスやイタリアとも考え方が違う気がします。

つい先日、そんなドイツの国から、ある家族が遊びに来てくれました。ソウル同様、いや、ソウル以上に、八丈島は外人にとって旅行しくい場所なのではないかと思います。夏になると大勢の外国人が訪れる割には、英語の案内が少ないし、英語が通じる場所も少ないのです。そのため、予約の段階で、既にずいぶんと苦労されたようでした。

そのドイツ人家族、お母さんが日本人。しかし、八丈島に来るのはドイツ人のお父さんと、お嬢さんが二人だけ。お姉ちゃんがライセンスを持っているのでダイビングを希望、あとの二人は海水浴です。お母さんは実家で息子さんとお留守番。

ですから、飛行機、宿、ダイビングの予約は、全て事前にお母さんが手配。相当心配だったらしく、1ヶ月以上前から何通もの問い合わせメールを頂きました。どちらかと言うと、旅行する本人たちが日本語をしゃべれないせいではなく、このお母さんがあまりにも心配性だったせいではないかと思うのですが、何軒かいろんなところに問い合わせをして、ずいぶんと断られたようです。こちらは「言葉は通じなくても、頑張れば、気持ちは通じるでしょ?」くらいの気持ちで受けていたのですが、ずいぶんと感謝されました。どうせ海に入ってしまえば、言葉なんて通じないんですから。

どこの海にも良い時と悪い時がありますが、この家族が訪れた八丈島は最高でした。ダイビングと海水浴が楽しめるポイントで、いっぱい遊んで、色白のお父さんは真っ赤に日焼けしていました。ダイバーのお姉ちゃんも、もちろん大喜び。八丈へ来る前に潜ったことがあるのは、ドイツの北の海に4本。水温は16度。ログブックに描かれた「見た生き物」はクラゲだけでした。今回の八丈でのダイビング本数は7本。毎日水温27〜28度。透明度はバツグンです!

ウツボやフグ、クマノミやチョウチョウウオ、そしてたくさんのアオウミガメを見て大興奮。最初は一人でまともに泳げなかったのが、最後の頃にはアオウミガメと競争できるくらいになりました。コンデジで水中写真にもトライ!

きっと、留守番のお母さんも喜んでくれたことでしょう。

これからの八丈島が、もっと外国人にやさしい島になると良いな。

P.S. 写真の使用はお父さんに喜んで了解を頂いております♪

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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