イメージ写真

先月号の続きです。

「明後日の11時半に成田に集合」って時に、見事に低気圧が八丈を命中。何と、既に最終便の飛行機が欠航していました。頼みの綱である東海汽船も、その日の夜は「条件付出航」、「接岸できない場合には引き返します」という無情な案内が出ていました。

明後日の朝11時半に成田へ行くためには、何とかして明日のうちに島を出たいのです。それなのに、飛行機も船も、来るかどうか危うい状態。どうしよう!?って、本気で心配しましたよ。

ま、結果的には、朝一番の飛行機は欠航したので船に乗り、10時間かけて島を脱出しました。とりあえず第一ステップはクリアできたわけです。第二ステップはアイスランドの火山の噴火の影響を受けないかどうかだったのですが、それは全く問題ありませんでした。

経由地のオランダまでは約11時間。乗り物が違うと言っても、八丈から竹芝にかかる時間とあまり変わらないなんて、ちょっと釈然としません。

が、無事にフランスへ。

南フランスから少しずつ北上し、最終日をパリで迎えるツアーだったのですが、最初から良いお天気に恵まれました。特に常夏を思わせるリゾート地、地中海に面するカンヌ、ニース、モナコなどの街並は、私が旅立った日の八丈島とは大違い。太陽の光がさんさんと輝き、砂浜で大勢の人たちが日光浴を楽しんでいました。まさに、旅行のパンフレットに載っていたイメージ写真どおり!

「良いわねぇ、いつも、こんなに良い天気で。こんなところで毎日、砂浜でゴロゴロして暮らせたら…。」

ついそう思ってしまいますが、すかさずガイドさんがおっしゃいました。

「皆さんは、この天気を当たり前のことのように思っていらっしゃるかも知れませんけど、先週までは寒くてひどい天気が続いていたんですよ。」

そうですよ。よく考えたら、八丈島だって南国リゾートのイメージで一生懸命売り出してるんです。そこへ運よく天気の良い日に来た観光客は「良いわねぇ、いつも…。」と、同じようなことをおっしゃいます。でも、実際はねぇ。毎日ピーカンだったら、今回の私、こんなに苦労しなかったわよって。

それにしても、私たちって、運が良かったんだそうです。

例年なら、本当に良い天気の日が続く時期。折しも、私たちが行く少し前に、モナコではF1のモナコGP、カンヌでは映画祭が開催されたばかり。カンヌでは映画祭開催のための準備がほぼ1週間前に悪天候に見舞われ、この地中海沿岸の街に7mもの高波が押し寄せたのだそうです。ちなみに、八丈島では7mもの高波は、そんなに珍しくありません。ですから、海岸沿いに吹けば飛びそうな建物を建てたり、ベンチを置いたりしていません。しかし、静かなのが当たり前だと思っていた海岸に、急にそんな高波が押し寄せちゃったら、さぞかし皆ビックリだったでしょうねぇ。ずいぶん被害が出たそうですが、映画祭に向けて必死に復旧したのだとか。映画祭にやってきたスターの皆さんには、そんな苦労は伝わっていたのでしょうか?

そしてモナコでは、まだ市内に設置された観戦席が解体されている途中でした。こんな市街地を何台ものF1カーが猛スピードで駆け抜ける様子は大迫力だっただろうなあと思います。

それに、この港に停泊している大きなフェリー!! これ、全て個人所有の船なんですって。本物のセレブはホテルなんかには泊らず、自分の船で外国からやってきて、のんびり船上から観戦するのだそうです。大きなものだと、100人以上泊れそうですよ! どんだけ金持ちなんでしょうね?

イメージどおりのフランスから帰ってきたら、八丈島は梅雨でした。

あーん。

早く、八丈島もイメージ通りの南国リゾートになってよーっ!

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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