梅雨の楽しみ

今年は変なお天気の日が多いです。

特に4月は飛行機や船が欠航するほどの悪天候の日が多く、このままゴールデンウィークを迎えて大丈夫なんだろうか?と心配でたまりませんでした。ところが実際は稀にみる晴天&ベタ凪の日続き、逆に乾燥注意報が出るほどでした。年中ジトジト・ジメジメのおかげで「光るキノコ」がどこにでも生えちゃうような八丈島で、乾燥注意報なんてビックリですよ。そして、ゴールデンウィークが終わると、今度はなぜか肌寒い日が続き、なかなか衣替えができない状態。晴れて陽射しは暑いのに、空気がひんやりとして体が冷えてしまうので、妙に風邪を長引かせている人を多く見かけます。

そう言えば、先日沖縄と奄美は梅雨に入りしました。例年より少し早めだそうです。

八丈島は東京都なので、入梅宣言は関東甲信地方と同じタイミングです。しかし、実際の八丈島の場所は都区内から南に約300キロ。緯度は長崎県の佐世保や高知県の室戸岬と同じあたり。ですから、沖縄や奄美よりは後になりますが、都区内よりはずっと早くに梅雨空を迎えることになるのです。

しかし、この原稿を書いている今のところ、まだ晴天続き。

梅雨に入る前に、もうアジサイが咲き始めてしまいました。今日もカラカラなので、鉢植えのアジサイには必死で水をやっています。

ところで、皆さんは、アジサイと言うとどんな花が頭に浮かぶのでしょうか?

それに、アジサイが何種類あるかなんて、ご存知でしょうか?

私の場合、アジサイと言えば、小さい花がいっぱい集まってまん丸に咲くものだと思っていました。毎日降り続く雨の中で、ピンクや紫に色を変えながら咲いている様子がきれいですよね。6月に入ると、日本各地のお寺や公園でアジサイ祭りが催されます。行ったことはないのですが、鎌倉のあじさい寺や箱根のあじさい鉄道の写真を見ると、山がこの丸い花束に埋め尽くされている様子がうかがえます。

ところが、八丈島には、このまん丸なアジサイがほとんどありません。たまに見かけるのは、誰かの家の庭の中。レグルスの充填所前にも一株だけ植えてあります。

このアジサイ、ほんとは園芸品種なんですって。昔から日本に自生していたアジサイがヨーロッパに伝わって品種改良されて帰ってきたものなのだそうです。それが江戸時代には既に日本中の庭園に広まっていたのだとか。そんなガーデニングに使われていたようなお花が八丈島に伝わっているはずもなく、八丈島でアジサイと言えば、圧倒的にこの額アジサイが主流です。

こちらは、日本に自生していた本来のアジサイの1つ。島の外周道路を走っていると、片側には青い海、片側には壁いっぱいに咲き乱れたガクアジサイが楽しめます。どうして八丈島では「アジサイ祭り」をやらないのかしらと、毎年不思議に思うほど、たくさん自生しています。レグルスの裏も、毎年伐採しないと勝手にどんどん株が増えていきます。

しかし、日本のアジサイは、これだけではありません。

園芸品種を除いても、いろんなアジサイがあって、全国各地のアジサイを見て楽しんでいらっしゃるアジサイ・マニアのような方々もいらっしゃるようです。

最近になって、八丈島でも、今までには知られていなかったアジサイが山の中で見つかりました。苗が販売されているので、どなたにでも入手可能です。その名もハチジョウチドリ。レグルスでも鉢植えで育て、先日から大輪の花を咲かせてくれています。

重苦しい雰囲気になりがちな梅雨ですが、今年はこの花が元気づけてくれそうです!

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水谷
水谷 知世

昭和40年代生まれ
兵庫県出身

一見、負けず嫌いで男勝りというイメージだが、実は繊細な女性らしい一面を持つ、頭の回転はレグルス一番!!の頼もしい存在である。(レグルス親方・談)

伊豆諸島・八丈島
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