真夜中のペリリュー

GWが終わって一息ついたらもう今期のペリリューステーションの営業もあとわずか。

お客様も少ない時期に入って最近は余裕が出てきたので真夜中にちょこちょこ潜っています。

ペリリューの南の港から一歩外に出るとそこはすぐ外洋真っ只中。

昼間は現れない深海性のハダカイワシやウキエソの仲間が夜になると水面下まで上がってくるのです。

これはウキエソの仲間。お腹の下にずらり並んでいるのは発光器です。真下から見ると夜間の空港滑走路みたいでかっこいいですよ。

ライトの周りをずらりと囲んだマツカサ達が光の輪から外れた稚魚や甲殻類を片っ端から食っていくのですがウキエソやハダカイワシの鱗は剥がれやすいので彼らが食われると鱗が飛び散ってきらきらしてキレイなんです。不謹慎極まりないんだけどやっぱキレイなので見入ってしまうんですよね・・・

そして各種稚魚幼魚たちも夜になると姿を現します。

この見慣れない魚はエキオドンと呼ばれるナマコカクレウオの仲間の幼魚。

長く伸びた背鰭のところどころにぼんぼりがついているのがおしゃれですね。

ちなみにこの背鰭とぼんぼりがないタイプもいます。

この魚はテンジクダイの仲間の稚魚です。

広げた腹ビレがまるで花火のようなので勝手に花火テンジクダイって呼んでますがボウズギスモドキ系の稚魚のようです。

昼間は全く姿を現さない彼らが主役になる夜のペリリューもまた今まで知らなかっただけでペリリューらしい海の表情なのでしょうね。来期のペリリューステーションでは正式なメニューとして登場する予定ですので興味のある方はぜひリクエストしてくださいね。

さて、私事で大変恐縮ですが5月のペリリューステーションのクローズを持ちまして一旦陸に上がりたいと思っております。パラオが恋しくてまたすぐ戻ってくることも十分にありえるのですがけじめをつけるためにもここで一旦筆(!?)を置かせて頂きます。

毎回毎回素人丸出しの稚拙な文章と写真にお付き合い下さいましてありがとうございました。

ペリリューステーション自体は秋野の指揮の元、来期も継続してまいりますので今度ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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遠藤
遠藤 学

1973年生まれ
東京出身

学生時代に所属していたダイビング部のOBである現オーナーにサラリーマン時代の1/8の年俸でヘッドハンティングされ、パラオに移り住んで早9年目。

七色の技を繰り出す怪しいガイドで独自の地位を築くも、年々ハードルが高くなるお客様のリクエストに応えるため日々技の開発にいそしんでいる。

次の目標はバショウカジキ。うまく魚が技に反応すると「来た〜」と、言うより「食ったぁ〜」と叫んでしまう釣りバカでもある。

ミクロネシア・パラオ
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