バードアイランド

先日カヤンゲル島へ行ってきた。

カヤンゲルには4つの島があって、一番北に本島がある。人が住んでいるのはこの本島だけで、他の3島は無人島。環礁の内側に沿うように島が並ぶ。その無人島の2つ目が通称バードアイランド。

オレンジ色の綺麗なビーチがある景勝地で、カヤンゲルへのダイブツアーがあると可能な限りこの島へ立ち寄ることにしている。以前は所有者の利権争いの舞台となって、近づけない時期もあったが、現在は許可を得れば誰でも行くことができるようになった。

ここのビーチは干潮時になると数百メートルもの渡り廊下のような砂の道が隣の島へ向かって出来る。ほとんど人なんて来ないのでビーチには足跡なんて無粋なものは一つも無い。ボートを降りて足跡をつけることが悪いことのように感じられ、どこを歩いたらよいのか迷ってしまう。

数百メートル続く砂の回廊の先端はアジサシたちの休憩地になっていて、オオアジサシやクロアジサシ、エリグロアジサシなどが数百羽の数で羽を休めているのを観察することができる。

ゆっくりと驚かさないように近づくと「ギッ、ギッ、ギッ」と警戒音を鳴らしながら頭上を飛んでいく。そんな嫌がらなくてもいいのに、と思いながらも歩を進めると、先端近くで突然群れたちが飛び立つ。オレンジの砂、青い空と海、そして飛び立つ白い鳥たちは「ギーギー」言いながら僕らの回りを飛び去っていく。完璧すぎて非現実ってぽい風景が目の前に広がる。何度見ても素晴らしいと思う瞬間。

この島に来ると僕はいつもそう感じさせられてしまう。

だからなのだろう、何回も行っている島なのにまた行きたくなってしまうのは。

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秋野
秋野 大

1970年10月22日生まれ
伊豆大島出身
ガイド会所属

カメラ好きで写真を撮るのはもっと好き。でもその写真を整理するのは大キライ。「データ」が大好物でいろんなコトをすぐに分析したがる「分析フェチ」。ブダイ以外の魚はだいたいイケルが、とりわけ3cm以下の魚には激しい興奮を示し、外洋性一発系の魚に果てしないロマンを感じるらしい。日本酒より焼酎。肉より魚。果物は嫌い。苦手なのは甘い物。

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