ツワモノどもの夢のあと...

今年も大好評のうちに幕を閉じた(!?)「ダイビング・フェスティバル」、そして、毎年その時期に“日本最大規模”と言っても過言ではない「水中写真イベント」が開催される。それが「オタパッ会」である。オタパッ会そのものは、いわゆるダイバー系飲み会なのだが。。。

しかしながら、その中で目玉コンテンツのひとつとして設けられている「水中写真家・水中ガイドによるフォトバトル」、これに一年間のすべてを捧げ、マジでしのぎを削っている輩は少なくない。かくいうオレもその一人である、と言うより、オレほど気合を入れて参加しているヤツは他にはいないだろう。ようするに「フォトバトル馬鹿」である。

その入れ込みようは自分で言うのもなんだがマジ尋常ではない程。例年、写真選定のためにこの10年間撮り溜めしてきた画像のすべてを引っ張り出し、写真提出の締め切り一週間前からは連日眠れぬ夜を過ごし、単なる“入場シーン”においても一年間かけて練りに練ったスタイル・衣装で全身全霊をかけ、バトル終了後には生も根も尽き果てたうえ全く声が出なくなると言った始末。そして、全てのエクトプラズムが抜け切った“枯れ草”のような状態で「ダイフェス」の最終日を過ごすと言うのが例年のしきたりである。今年は、このWEBマガジンの総大将も出場するとあって、例年以上に気合入れまくりで望んだ結果、数日経過したにも関わらずまともに声が出ないと言う輝かしい戦疵を引っさげてのフィリピン帰国となったのであった。

さて、この「フォトバトル」だが、まずは5〜6人で1グループとし、2グループで予選が行われる。予選の“お題”は4種類、それぞれのお題に合った画像で勝負が繰り広げられ、ダイビング業界著名人(?)からなる審査員&目の肥えた観客拍手などの厳しい審査のもと各グループから上位2名だけが決勝へと駒を進めることが出来る。そして休憩を挟んだのち、決勝用のお題3種類をツワモノ4名によって戦い抜く!!と言う非常に厳しい戦いを強いられるのだ。

戦いそのものも非常に厳しいものだが、「フォトバトル」の最も厳しい部分は他にある。バトル当日はPC&プロジェクターを使用して画像を上映するため、バトラーは「各種お題用画像」を事前に提出しなければならない。要するに参加者全員が予選用4種類・決勝用3種類の計7枚の画像を提出しているのだ。だがしかし、予選用の画像は全員分すべて上映されることになるが、決勝用の画像は予選を勝ち抜いた4名の画像しか上映されない。以前は惜しくも決勝に残れなかった人たちの画像をイベントの最後にダイジェストで流していたこともあったが最近ではそれすら無い。つまり、決勝用にと本腰を入れた傑作写真であったとしても、例えそれがどんなに素晴らしい画像であっても、または、どんなに有名な人が撮った画像であっても、決して陽の目を浴びることは決して無いのだ。敗者にかける情けなど全く持って必要無い!!!と言うのが「フォトバトル」における最も厳しいところである。

お蔭様で今年も決勝に残ることが出来た。さらには水中写真家ではないオレが、水中ガイドとして通算「4年連続決勝進出」なる大金字塔をぶち建てたのである。やったーーー!!!で、決勝戦はと言うと・・・、いいの!いいの!決勝に残ることがオレの本命だから。そんなこんなで、今月の画像は「お題その1“戦い”」のボツネタをどうぞ。

トラックバック URL:http://www.gokaiclub.com/2010/03/igarashi/472/trackback
五十嵐
五十嵐“Garuda”一規

1968年11月29日生まれ
横浜市出身
射手座 申年 RH+O型
ガイド会所属

バンドマン、大道具、そしてダイバーへと転身した変わり種。昆虫・プロレス・甘い物が大好きな現役ハードコア・パンクスだが、バーボン片手にロックを聞きながら毎夜繰り広げられる魚談義はいたってマジメとの噂・・・。秘密結社「赤い魚団」代表。

フィリピン・セブ島 リロアン
VILLA TROPICAL PARADISE

Lower Lo-oc, Santander 6026, Cebu Philippines
Tel/Fax:+63-(0)32-480-9035

villa-tropara.com
blog.goo.ne.jp/1wgp-liloan

VILLA TROPICAL PARADISE

バックナンバー
ツワモノどもの夢のあと... < セブ島 リロアンの海から < トップ